河井寛次郎記念館
ライフアドアの山本です。
陶芸だけでなく木彫や文筆などでも活躍され、 家の所々でその作品を見る事が出来ます。
当時のまま残されていて、 すぐ近くまで行って見る事が出来ました。
窯に火をくべながら、 沢山の事に考えを馳せらせていらっしゃった事でしょう。
家の中や庭先、 そこいらに置かれた椅子からそんな河井寛次郎さんのお姿が想像出 来ました。
住宅地の中にありながら、 中に入れば田舎のお家にお邪魔したような、 ゆったりとした心地よさがあります。
日常に溶け込む美を意識した作品を沢山生み出された方だけに、 自然光も庭先の緑も窓越しの風景も意識されて創られた建物に感じ ました。
陶芸だけでなく真鍮や木彫り等、素材は様々。
デザインにも固定概念が無く、 可能性をどんどん追求されていたのが感じられる作品ばかりです。
日常に溶け込む美で言えば髪の毛だって同じ。
家の中に置かれた作品の数々は、 異質なようで何故かしっくりと馴染んでいるのが不思議。
河井寛次郎も猫好きだったのか猫モチーフが多く、 記念館には素っ気ないけど愛らしいサビ猫ちゃんが住んでおりまし たよ。