河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

ライフアドアの山本です。
春うららな休日に近所の気になっていた河井寛次郎記念館までのんびり昼下がりのお散歩をして来ました。

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

陶芸家の河井寛次郎さんの住居兼工房が記念館として解放されており、その空間ごと河井寛次郎さんの心を感じる事が出来ます。

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

陶芸だけでなく木彫や文筆などでも活躍され、家の所々でその作品を見る事が出来ます。
家の一番奥手にある登り窯は、圧巻です。

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

当時のまま残されていて、すぐ近くまで行って見る事が出来ました。
窯に火をくべながら、沢山の事に考えを馳せらせていらっしゃった事でしょう。
家の中や庭先、そこいらに置かれた椅子からそんな河井寛次郎さんのお姿が想像出来ました。

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

住宅地の中にありながら、中に入れば田舎のお家にお邪魔したような、ゆったりとした心地よさがあります。
光の入り方も美しく部屋の風景を創り出します。

河井寛次郎記念館

日常に溶け込む美を意識した作品を沢山生み出された方だけに、自然光も庭先の緑も窓越しの風景も意識されて創られた建物に感じました。

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

陶芸だけでなく真鍮や木彫り等、素材は様々。
デザインにも固定概念が無く、可能性をどんどん追求されていたのが感じられる作品ばかりです。
日常に溶け込む美で言えば髪の毛だって同じ。
カチカチ頭にならないように、大きな視野で捉えて行きたいと刺激を受けました。

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

家の中に置かれた作品の数々は、異質なようで何故かしっくりと馴染んでいるのが不思議。
亡くなられても尚、感じるエネルギーに圧倒されながらも心地よい空間に心が癒され、もう少しのんびりこのお家を堪能したい!と思いながらも閉館時間がやって来てサヨナラしました。

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

河井寛次郎記念館

河井寛次郎も猫好きだったのか猫モチーフが多く、記念館には素っ気ないけど愛らしいサビ猫ちゃんが住んでおりましたよ。


河井寛次郎記念館