第4回 同じ刻を生きる作家展
ライフアドアの山本です。
先日に仲良くして頂いている作家さんに展示イベントのご案内を頂き、 休日にお伺いして来ました。
「第4回 同じ刻を生きる作家展」という合同展です。
場所は、元・崇仁小学校。
平成21年度末に閉校し、 今は廃校となってしまっている小学校です。
家庭科室や保健室の教室や廊下を使って、 平面や立体の様々なアーティストさんの作品が展示されていました 。
小学校というのは、 誰もにとって少し特別な場所のような気がします。
卒業するとなかなか訪れる機会の無い場所。
今とは明らかに背丈の違う頃の自分の居た場所。
なので作品を見ながらも教室の空気を味わうのも楽しかったです。
「こんなに机低かったっけ?」
そんな場所に置かれた、 今を生きる作家さんの作品はとても不思議な融合をみせてくれまし た。
その為、 残された当時の生徒さんの作品や何気なく貼られた貼紙すら、 これは展示品?と思ってしまったり、 はたまた馴染み過ぎて見逃してしまいそうな展示品もあったり、 子供の自由な発想は芸術家に近いのかもしれませんね。
そして今回、この展示会に招いて下さった作家さんのMilton Oguraさんの展示会場は給食室でした。
給食室って子供の頃もチラッと見るぐらいでじっくり見た事のない 空間です。
大部分が撤去されていましたが、 未だに残されたシルバーの流し台や巨大な冷蔵庫に巨大鍋。
そこに飾られた作品は何とも不思議空間です。
Miltonさんのカラフルポップな中にちょっとスパイスの効い た作品が好きです。
全ての形あるものは誰かの作品なのではありますが、 隣にあるもの、空間を共にするもの、 またこちらの見る視点によって様々な変化が起きます。
場所、作品共に面白い時間を過ごす事が出来ました。
Miltonさん、お誘い頂きありがとうございました!!
この展示は終わってしまいましたが、 また機会を見つけて見に行きたいと思います。