〇間-MA-
ライフアドアの山本です。
先日、お盆に実家へ帰省している友人と「○間-MA-」 という素敵な場所でお茶して来ました。
私の地元、東寺の近くにこんな場所があっただなんて!
一見普通の民家のようで、中はリノベーションされた別世界です。
今回は、夕方の利用だったのでお茶利用のみ。
という訳で「茶の間」へ案内して頂きました。
中庭の緑がキラキラと透かしガラスの間から垣間見えるカウンター 席に座ると、目の前でお茶を煎れて下さいます。
とっても暑い日だったので、抹茶トニックにしました。
濃茶を使った贅沢品です!
添えられたお茶菓子はシェフのお手製。
寒天の下にサツマイモ餡にオレンジを練りこんださっぱり上品なお 味でした。
シェフは和食の名店で修行されていた方だそうで、 一度ご飯も食べてみたい!!
こちらの茶の間は二階まで天井をぶち抜き、 壁を剥がしてむき出しになった壁は、 土壁の部分とアンティークの硝子障子が合わせられ絶妙な和モダン !
様々なイベントも企画されており、 カウンター席で楽しむ茶席や音楽イベント、 オープニングのレセプション時には「○間-MA-」 という名前に因んで、 お猿の研究をされている方に人と猿の間をテーマに話をして貰うな ど、内容も様々。
茶の間に飾られたアーティストさんの展示品もまた面白いものがズ ラリ。
同じ型で様々な窯元で作られたぐい呑み、達磨、 屋久杉で出来た団扇、様々な茶葉の標本…。
イベントも展示品も全ては人と人の出逢いから。
縁により生まれるものは柔らかな空気を纏っていて、 それもまた人を惹きつけるのでしょう。
そして、庭を抜けると蔵をリノベーションした「鶴亀書房」 という古本など絶妙なセレクトの本屋さんスペースがあります。
思わず手が出る魅力的な本が沢山ありました。
どの空間もゆったりとした時間が流れていて、 思わず場所も時間も忘れてしまいそうでした。
一見海外の旅行者向けのお店なのかと思いきやそこに境界は無く、 人との巡り合わせを大切にされているスタッフさんの空気にとても 居心地の良い時間を過ごさせて頂きました。
また今度はゆっくりとランチでも食べに行きたいと思います。
東寺のお近くへ行かれた際には、是非立ち寄ってみて下さい。