FREE SOLO フリー・ソロ

FREE SOLO フリー・ソロ

ライフアドアの山本です。
先日「FREE SOLO フリー・ソロ」という映画を観に行って来ました。

FREE SOLO フリー・ソロ

2019年の英国アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門受賞や数々の賞にノミネートして20賞受賞しているこの作品、観れば納得です。

FREE SOLO フリー・ソロ

FREE SOLO フリー・ソロ

フリー・ソロとは、命綱などを一切使わずに身一つで自然の岩壁を登るフリークライミングです。
怖すぎるでしょう!!
京都シネマでリバイバル上映するとの事で、大画面で観る方がいいよねっとガクブル覚悟で行きました。

アレックス・オノルド

主人公のアレックス・オノルドは、フリークライミング界の新星であり伝説を作りました。
屈強そうには見えないアレックスが、クライミングシューズとチョークバッグだけという身軽なスタイルで岩壁に挑む姿は、なんだか子供が遊んでいるようにも見えて不思議な気分にさせられます。

FREE SOLO フリー・ソロ

FREE SOLO フリー・ソロ

少しのミスが確実に命取りになる、生と死の狭間の大自然。
尋常じゃない集中力と精神力を要します。
死を感じて、生を実感する。
分からなくは無いけれど、私の精神力では到底太刀打ち出来ない世界です。

エル・キャピタン

アレックスが挑むのは、アメリカのヨセミテ国立公園の中でも巨岩エル・キャピタン。
観ているだけで手汗びっしょり。
でも観に行って本当に良かった!!

FREE SOLO フリー・ソロ

監督のジミー・チン(左)もプロ登山家。
カメラマンなどの撮影クルーもプロの登山家揃いです。
だからこそ分かり合える部分と葛藤が本当にリアルで、グッと来ました。
こちら側も私なんぞの精神力では耐えられない。
そんなお互いが大切な物を削りながら、磨きながら出来上がった素晴らしい作品でした。

FREE SOLO フリー・ソロ

映像も音も隅々までがプロフェッショナル。
只のフリークライミングドキュメンタリーに留まらない、家族とか友人とか大自然とか自分とか…上手く表現出来ないのがもどかしいぐらい、心揺さぶられる「生」の世界をみせてもらいました。


FREE SOLO フリー・ソロ