黒瀬正剛 展「⚫︎⚫︎」
ライフアドアの山本です。
先日、お客様より素敵な展示会のご案内状を頂き、兵庫県加西市のVoidギャラリーまで黒瀬正剛 展「⚫︎⚫︎」を見に行って来ました。
夕方に辿り着き、夕暮れの中をまったりと絵を見させて頂きました。
不思議な点と線の集合体が交わったり離れたり不規則に描かれていました。
その不規則な模様は文字の様にも見えて、水面の煌きにも見えたし、小さな虫が蠢いているようにも見えました。
私の友人は「小さな鳥が沢山歩いた足跡みたい」と表現していて、想像したらとっても可愛くて気に入りました。
難しい事は分かりませんが、流れるような存在感が心地よく空間に馴染んでいて、不思議なリラックス感を味わいました。
ギャラリーの上の階では、この展示のイメージに合わせてオリジナルブレンドされた珈琲豆を販売されていました。
その場でも飲む事ができ、今回お招き下さったY.G labのゴトウさんが担当されています。
丁寧に入れて頂いた珈琲は苦味と奥の方に甘味があり、ゆっくーり少しづつ味わいながら、珈琲片手に暮れ行く時間をまったりと過ごさせて頂きました。
ほぼ日が暮れてギャラリーを去る際に、黒瀬さんの絵を再び見たら最初来た時と違って見えて、思わず友人と立ち止まって吸い寄せられました。
この絵は生き物なんだと思った瞬間でした。
貴重な体験をさせて頂きました。
ゴトウさん、ありがとうございました。
展示は12/27まで土日月の13:00〜18:00。
ゴトウさんの珈琲は会期中の日曜・月曜のみ飲む事が出来ます。
2階は朝の8:00〜13:00の営業時間のレコード屋さん(Tobira Records)が入っていたり、興味深いビルでした。
京都から旅気分で行けますので、宜しければ是非行ってみて下さい。