壬生湯
LIFEの銭湯好きの杉山です。住まいの近くにある壬生湯さんがとても素敵な銭湯なんです。
住宅街の路地裏にひっそりとあるので見落としそうになります。
付近には他にも何軒か銭湯があり、どこもそれぞれの良さを持っておられるのですが、壬生湯さんの良さはなんといってもレトロな内装、そこから醸し出される雰囲気であります。
入り口は男湯と女湯に分かれていて、入るとその間にに番台があるクラシックスタイル。
時代性なのか、脱衣所の異性の着替えが見えないように番台には誰も座らない気遣い。
脱衣所も懐かしさが随所に見られます。
このポスターなんかだいぶいい味出してます。
現存する最後の一枚と推測。
そしてお風呂。
なんといっても素晴らしいのがタイルの装飾。
使用面積も多く、柄が可愛らしいです。
壁面の絵のところもタイルで、こだわりを感じます。
薬湯はバスクリン的な…いい色してます。
特筆すべきはサウナであります。
かがまないと入れない独居房のような入り口はさておき、中に入ると、どこのサウナでもよくあるテレビはありません。
そしてテレビのかわりに音楽が流れているのですが、それが昭和歌謡なんです。
この渋さよ。
このレトロな銭湯にして、このサウナ。
昭和にタイムスリップしたのかと思いました。
スーパー銭湯とはまた違う魅力のある、こういった古いお風呂屋さんが、今も営業を続けけおられるのは本当に貴重で素晴らしいですね。
この度はお客さんがおられないタイミングがあったので写真たくさん撮らせていただけてラッキーでした。
壬生湯
住所:京都市中京区壬生辻町3
電話番号:075-811-4492
営業時間:15:00~23:00
定休日:月曜日