京都 島原
LIFEの杉山です。
京都 島原。
かつては花街として繁栄した場所であります。
上七軒、祇園甲部、先斗町、祇園東、宮川町らの花街とともに六花街とも呼ばれていましたが、現在の島原は京都花町組合連合会から脱退しているため、島原を除く花街で五花街と呼ばれることが多いようです。
いまではその面影を残す観光地といった感じの島原をちょっと散歩してきました。
石畳に風情があります。
島原の入口にして東門で、昭和61年に京都市登録有形文化財に指定されました。
かつては様々な人たちが、この門を潜り島原に遊びにきていたんですね。
提灯がいまも誇らしげに島原の名を携えています。
島原は嶌原・嶋原とも書きます。
太夫や芸妓をかかえていた由緒ある置屋の輸違屋。
途中からお茶屋も兼業されたようです。
古い置屋建の遺構として貴重なこちらは、昭和59年に京都市指定有形文化財にしてされました。
現在、島原で唯一お茶屋として現役で営業されているそうです。
角屋は揚屋と呼ばれる今でいう料亭のような所で、お茶屋と同じく置屋から太夫や芸妓を呼びますが、揚屋には大きな台所があって、自前の料理を提供します。
現在は「角屋もてなしの文化美術館」として春と秋に一般公開されているそうです。
幕末には新撰組の隊士たちも贔屓にしていたそうで、酔った勢いでつけたという刀傷が今も柱に残っているそうです。
今では無くなってしまった島原西門に位置する所に島原住吉神社があります。
かつては広大な敷地を誇っていたそうですが、現在はこじんまりとした境内です。
明治維新後に廃社したそうですが30年後に再建されたそうです。
近くにはかつて境内だった場所に御神木の大銀杏があります。
圧巻の大きさ…
おまけで島原温泉。
ど渋の佇まいで今も営業されています。
行ってみたい!