内藤大介 VS 亀田興毅

内藤大介 VS 亀田興毅

LIFEの杉山ですサボテンパンチ
先日、内藤大介 VS 亀田興毅のWBCフライ級タイトルマッチが行なわれました。
ボクシング中継では歴代2位の視聴率らしく、ご覧になった方も多いかと思います。
ご存知のとおり亀田興毅選手の弟である亀田大毅選手が内藤大介選手に敗北した試合から亀田家と内藤選手との因縁は始まったわけです。
試合は入場時も咆哮するなどいつになく鬼気に満ちた内藤選手と、いつも通りの余裕とわずかな緊張が伺える亀田選手。
内藤選手は動きが激しく倒しにいこうという気持ちが前に出ている感じで、亀田選手は相手のパンチを捌きつつカウンター狙い。
亀田選手のパンチはダウンにはいたらずとも次第に顔面にヒットを重ね、試合後には内藤選手の鼻は極端に腫れ上がっていました。
亀田選手は巧く、クレバーに勝利を第一に考えた試合運びに思えました。
判定を聞いたあと亀田選手が大の字にリングに倒れ込んで泣いていたのが印象的でした。
ビッグマウスの裏に勝利に対する喜びと安堵感が止めどなく溢れ出ている感じがしました。

内藤大介 VS 亀田興毅

内藤選手も退場の際にまた咆哮してました。
両者共に、この試合に対する思いは深かったように感じました。
僕は格闘技が好きですが、KO決着でなく判定決着になりやすいボクシングは少し苦手なところがあるのですが、この試合はドラマ性が強く楽しめました。
そしてこの日の亀田選手のセコンドにはお父さんの姿はなかったと思うのですが試合後のマイクで亀田選手が「親父っー!どんなもんじゃいー!!」と叫んでいました。

内藤大介 VS 亀田興毅

この父をライバル視してもいるようなニュアンスも感じる言葉。
やはり親父あっての亀田兄弟でしょうか、
お父さんの存在といい、セコンドの弟たちといい、亀田選手は家族一緒に闘っている感じがします。
皆さんはこの世紀の一戦、どう観られたでしょうか?