下鴨神社
こんにちは、LIFE ADOREの山本です
鴨川サイクリング最終地点には下鴨神社に行って参りました
生まれも育ちも京都人ながら初参拝でした。
まず足を踏み入れたのは下鴨神社の参道『糺の森』
東京ドームの約三倍もの敷地があり、古代山城原野と同じ植物が分布する森林です。
平成6年には世界文化遺産にも登録されています。その森の中に国宝と重要文化財の社殿が五十五棟も立ち並ぶ神秘的な場所でした
私が行った日は5月3日のやぶさめ神事のすぐ後だったため馬場がその面影を残していました
森の中央には小川が流れ、真っ直ぐに伸びる参道は青々とした新緑に包まれて、とてもマイナスイオンを感じる場所でした
特別公開は、重要文化財『大炊殿』という、御供えものを調理する社殿。
調理用具や器等が展示されていました。
それと『葵の庭(カリンの庭)』という双葉葵の自生する庭で、大炊殿の周りにあり、御薬酒用の薬草木が栽培されています。
ここには本当に神が舞降りて御飯を食べていたのではないかと思わせるものでした。
千と千尋を思い出しました
『西本殿』と『東本殿』、『印璽社』の説明をスタッフさんがして下さってとても興味深いものでした
西本殿には賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が奉られ、東本殿には玉依姫命(たまよりひめのみこと)が奉られ、その二人の子供が上賀茂神社の神である伊賀古夜日賣命(いかこやひめのみこと)だとか。
賀茂建角身命は京都全体を納めていた神で、その時使用していた印鑑が印璽社には納められているのではないかという話でした。
ひつこいようですが、賀茂建角身命は森見登美彦の本にも出て来てまして、私の中の謎が説けました
私が説明を受けたのは最後の回だったようで、説明も終わり「ありがとうございました」と正座から立ち上がろうとした説明係の青年は、予想外に足が痺れていた様で、すごい良いズッコケっぷりを見せてくれました
ここにも神がいたのかと思う程に周りの空気が和らぎ幸せな気分にさせてもらいました
説明係のスタッフさんありがとうございました
今月15日には御所から下鴨神社→上賀茂と続く葵祭もありますね
私はまだ見た事が無いので、いつか休みが合えば見に行きたいと思います。
神秘の森に包まれた下鴨神社に魅せられました