幻燈夢鏡
LIFE ADOREの山本恵子です
先日のお休みに、以前に中村さんがブログに書いていた洋食屋カリテさんにランチを食べに行って来ました
お弁当も美味しいのですが、店内でボンヤリしたりお店の奥様や旦那さまとお話をしたりするのも楽しい一時です
そこで奥様にお誘い頂き、一緒に近くのギャラリーSHINAさんへと行って来ました
目的は現在開催中の万華鏡展『幻燈夢鏡』
吉田真さんという万華鏡作家の方の作品が展示されています
子どもの頃に円柱形の万華鏡が家にあり、よくクルクルまわして中の世界を楽しんだ事を思い出しました
SHINAさんの二階にあるギャラリーへと階段を上がって行くと、昔我が家にあった円柱型の万華鏡のイメージからは想像も付かないような色んな面白い形や仕掛けが施してある万華鏡が飾られていました
片っ端から全部覗いて、面白くってずっと眺めていたくなりました
この展示のDM写真になっている万華鏡も展示されていたのですが、写真からも見て分かるように吉田真さんの万華鏡作品は、万華鏡自体がオブジェになってしまう程の美しいフォルムで、素材からこだわって作られています
見た目でまず目を引かれて、覗くともう完全にその世界に吸い込まれてします感覚です
DM写真の万華鏡は、覗くともう「何がどうなってそんな形に見えてるの~」という感じです
万華鏡の映像をプロジェクターで壁や布上に映し出す展示も行われていて、万華鏡の中に入り込んだ様な不思議な世界を体験する事も出来ます
そんな宝石みたいなキラキラとした世界の中に浸りながら、しばし幻想の世界にトリップして来ました
偶然ネット上で吉田真さんの万華鏡作りのコンセプトを見つけたので、引用させて頂きます
「『可能性の記憶』と読んでいるのですが、昔、洞窟の中で人類が住んでいた頃、安全ではあるけれど退屈な洞窟の中から、子どもが初めて外を見て感じたこと。
空を見て飛びたいと思った時、海を見て泳ぎたいと感じだかもしれないし、色々な可能性を膨らませて行くのではないのか。
そういう記憶が人間のDNAの中には入っていて、万華鏡を見た時に、そういうものが刺激されれば嬉しいと思います。」
子どもの頃に万華鏡を覗いたワクワク感と見た事の無い世界観にドキドキしました
なんと言っても瞬間瞬間で見えるものが変化して、そして二度と同じものは見れないというのが魅力的です
この生きている世界そのものだな〜なんて思ったり
展示物なので写真におさめる事は出来なく、私の言葉では上手く表現しきれないので、気になる方は是非ともお時間がありましたら幻想の世界へトリップしに行って頂きたいと思います
開催期間2011.3.7(月)~3.26(土)
11:00-19:00(最終日17:00)入場無料
SHINAさんにて開催中です。SHINAさんHP