親鸞と井上雄彦

親鸞と井上雄彦

LIFEの杉山ですサボテン
京都東本願寺が「宗祖親鸞成人七百五十回御遠忌」の事業の一環として「スラムダンク」「バガボンド」でおなじみの漫画家、井上雄彦氏に親鸞を屏風に描くという制作依頼をされましたうれしい顔
京都に生まれ育ちながら東本願寺に訪れたことの無い僕は、これをいい機会にと思いまして行ってまいりました東本願寺星2
井上氏の描いた屏風は「大寝殿」にて公開されていました。「阿弥陀堂」にて整理券をもらって向かいます。
歴史的な建造物の中に展示されたその屏風は威厳を醸し出していて、漫画というカルチャーの枠はどんどん大きくなっていってるのね、と思わずにはいられませんでした雫
六曲一双(高さ約2.1m、幅約5.8m)の大きな屏風が二つ、それぞれ違う親鸞が墨で描かれていました。
館内は撮影禁止ゆえ、東本願寺のHPより画像を拝借いたしました熱

親鸞と井上雄彦

本作を描くに至って井上氏は大変苦悩したらしいですがプレッシャーの中、大きなプロジェクトを達成した井上氏も凄いと思いますが、このプロジェクトを依頼した東本願寺の側も格式あるお寺ながら柔軟な考えをお持ちなのだなと思いましたきらきら
そしてこの屏風に関連したグッズが制作されていて、東日本大震災の被災者支援活動としてグッズの収益金全てが寄付されるそうですうれしい顔
親鸞と井上雄彦。
一見交わらないようで、昨今の井上氏の精神世界的な作風を思うと必然もあるかな、なんて思いますOK!2
僕が訪れた初回の展示は終了してしまいましたが5月にも次回があるようなので、ご興味がおありの方は東本願寺のHPより追ってチェックされるのがよろしいかと思います四つ葉
ところで漫画「バガボンド」は33巻が刊行されてからそろそろ1年が経とうとしています人差し指サイン

バガボンド

物語のクライマックスは目前ですが、いったい34巻はいつ出るんスかーーーーーっ!!!?