カシアス内藤
LIFEの杉山です
いきなりですがこのオジサンが誰だかご存知でしょうか
そうです、元プロボクシング東洋ミドル級チャンピオンでE&Iカシアス事務会長のカシアス内藤さんです
夜のニュース番組の中のでカシアス内藤さんとその長男である律樹くんにスポットを当てた特集が組まれていました
かつてカシアス内藤さんはデビューから破竹の連勝街道を進み東洋ミドル級チャンピオンになって、周囲が重量級の世界チャンピオンの誕生を期待する中、韓国の柳済斗に負けを喫してからは勝率が下降線を辿っていくようになり、1979年に引退をされました。
ちなみにリングネームのカシアス内藤というのはモハメド・アリの本名であるカシアス・クレイにあやかってのものだそうです
そのカシアス内藤さんの長男律樹くんのプロデビュー戦が東京後楽園ホールで行われました
結果は3回1分41秒TKO勝ち
初戦を見事白星で飾りました
試合をいかついグラサンをかけて見守っていたカシアス内藤さんでしたが勝利が決まった瞬間、フッと口元に笑みを浮かべて席を立ったのが印象的でした
そしてカシアス内藤さんは現在、咽頭がんを患っていて健康状態も一進一退の中、ジムに出向いておられるようです
そしてこの律樹くんのデビュー戦の前にはいままで行われていなかったカシアス内藤さんの引退式が行われました。
父の引退式の後にプロデビュー戦という大舞台を前にした息子に対してカシアス内藤さんは自分の病気のこともあり「今のうちに与えられるだけプレッシャーを与えたらいい。あとどれだけ与えられるか分からないから。」と言っておられたのが印象的でした
あと少しで掴む事が出来なかった世界チャンピオンというカシアス内藤の夢を律樹くんは達成することは出来るのでしょうか
そして父カシアス内藤さんにその姿を見せれる日が来ることを僕も願っています
父子二人三脚で目指せ世界チャンピオン