湊かなえ「告白」
LIFEの杉山です
少し前に古本屋さんで小説を購入しました
湊かなえ「告白」です
以前、小説よりも前に劇場で映画「告白」を観ました
その時は久々に最近の邦画で面白い作品に出会ったな~と思いました
映像は暗いのですが、スローモーションが多く使用されていて時間の流れが静かに悲しく流れていくようでした。
主題歌がレディオヘッドの「Last Flowers」で、映像にトム・ヨークの歌声が乗っかってきて切なくも美しく感じました
「告白」は娘を生徒に殺された女教師の復讐劇ですが、物議を醸しだしたその内容の小説は多くの賞を受賞しました
小説は映画と違って想像が画をつくっていきますが、この小説もまたガシガシ想像させられて画が浮かんできてドキドキさせられました
そしてテーマがすんごいディープでシリアスにもかかわらず、この作品がエンターテイメントであることに驚かされます
ところで湊かなえさんは1973年生まれで僕より2つ歳上なわけですが、自分と変わらない年齢の方が書かれているなんて驚きです
才能ある人ってホント凄いですね~
まあ自分と比べるなんておこがましい訳ですけども
映画のほうも原作に恥じない素晴らしい出来だと思います
まだ小説も映画もご覧になっておられない方、「告白」おすすめです