ラ・タ・タ・タムー小さな機関車のふしぎな物語ー
ライフアドアの山本です
以前に子供の頃のお気に入りの絵本「もぐらとずぼん」の記事を書きましたが、大人になってからも素敵な絵本に出会うとついつい買ってしまいます
私のお気に入りの一つ『ラ・タ・タ・タムー小さな機関車のふしぎな物語ー』
これは、森見登美彦中毒にかかっていた時に購入したものです
森見さんの小説「夜は短し歩けよ乙女」の中で、乙女が下鴨神社の古本市でこの『ラ・タ・タ・タム』探しているのです
どんな魅力的な本なのだろうかと思いました
架空の本だとは思っていたのですが、調べてみると実在すると分かったので嬉しくなって購入をしました
丁度、「夜は短し歩けよ乙女」の舞台をされた後ぐらいだったので、売り切れ続出で探すのに苦労しましたが、どうやら今では普通に購入できるようです
この絵本、めちゃくちゃ気に入ってます
ストーリーは、小さくて白いお嬢さん機関車が作り主のチッポケ・マチアスを探す旅をするというとってもファンタジックなもの
そこに描かれているビネッテ・シュレーダーの絵がもんのすごくマッチしていて素敵なのです
やわらかいタッチで描かれていて、細部まで書き込んであるので、絵を見ているだけでも楽しいし、想像力をかき立てられます
ファンタジーって大好きです
なかなか深い愛のあるストーリーなので、子供の頃に読んでも理解は出来なかったかもしれませんが、きっと子供時代の私がこの絵本を見たら、間違いなく好きになっていたと思えます
昔から絵がしっかり書き込まれているような絵本が大好きなのです
『ラ・タ・タ・タム』とは呪文みたいですが機関車の走る音を表しています
この変に頭に残る言葉が、子供だったら無駄に繰り返して言いたくなる感じがしていいなと思います
絵本を見ると心が子供に戻ったようにワクワクしてしまうのです
私の絵本コレクションには大人でもワクワク出来るものがあります
子供さんが見てもきっとワクワク楽しい絵本なので、またご紹介出来ればと思っております