BRUTUS 特別編集 今日の糸井重里
BRUTUS 特別編集 今日の糸井重里
糸井重里さん。ほんとに底が知れない方です。
私はコピーライターという肩書きで知っていたのですが活躍がなんと多岐に渡る事か。
あぁこんな事もされていたのね、このコピーも糸井さんだったのね。
なんて面白い方なんでしょう
ひとつの道を極める、職人的な生き方って憧れますが、糸井さんはあらゆるアプローチを用いて自分の道を極めようとしているようです
しかもゴチゴチ頭固い感じでなく、しなやかにゆったりと、でもスッと芯が通っている。
多才な方、とだけではもったいないような。
とてもユニーク
この本を読んでまた改めてその事を感じました。
コピーライター、司会者、タレント、作詞家、ゲームクリエイター、埋蔵金を掘る人、釣り人、そしてほぼ日刊イトイ新聞主宰…。
そう言えば。とこんな事も…と本当に色々
ジブリのコピーもたくさん手掛けておられて、知っているコピーがたくさん
そうかー、これ糸井さんの仕事だったのかー、と。
でも今はやっぱりほぼ日の糸井さんが面白いですよね
ほぼ日自体が面白い。
色んな事をやっていて、「何をしているの?」と決められない。
そこが糸井さんそのままのようで、これからも楽しみです
この「今日の糸井重里」でもたくさんの糸井さんの言葉にふれられます。
色々な切り口で色んな言葉が聞けて嬉しい
この文を書こうとぱらぱら見ていたら気づけばじっくり読み込んでいました
力の抜けた姿勢が心地いいんですよね。
この本を買おう、と思ったのは糸井さんが震災後、ほぼ日の支社を宮城の気仙沼に作られたと知ったからです。
震災とどう向き合っていくか、そんなやり方もあるんだな、と気付かされました。
糸井さんらしい気もします。
この本では実際にそれを実行に移される前に書かれた記事なのでその事に直接触れてはいないのですが、震災後の糸井さんの言葉、気仙沼支社設立立案も書かれています。
震災とどう向き合っていくかはすべての人にとっての課題ですが、糸井さんのスタンス、注目しています。
この本、巻末には以前紹介した「ほぼ日と作った吉本隆明特集」も抜粋
盛り沢山の内容です。
糸井さんは京都にも家をお持ちなんですね。
愛犬のブイヨンくんがかわいいので、ブイヨンくんと散歩する糸井さんにお会い出来ないかなあ…なんて思っちゃいます