目黒寄生虫博物館
ライフアドアの山本です
お店の定休日は基本的に月曜日なので、月二回の火曜日が定休日になる時が美術館や博物館に行くチャンスなのです
しかも、そうそう行かない東京で火曜日となれば、『ジャクソン・ポロック展』だけでは勿体ない
ともう一つ気になる所に行って来ました
『目黒寄生虫博物館』
一見普通のオフィスです
知らなかったら、絶対気づかないでしょう
というのもこの施設はどうやら研究施設も兼ねているようで、白衣の方がうろうろしていたりしました
「寄生虫」って怖いイメージもありますが、神秘の世界でもあります
知らない世界を覗いてみたいという思いから、ここへ立ち寄りました
「寄生虫」は私達の生活の一部に生息していて、他の動物から「住み家」や「食べ物」をもらって生活してるので、本来は貸し主への被害を少なくするように進化してきているそうです
そうでないと、自分も生き残れなくなるからです
寄生はされたく無いですが、なんだかそれを聞くと健気にも思えて来ます
一歩中へ入ればすぐに「寄生虫」のホルマリン漬けが並んでいます
あまり近くからの写真だと気分を害される方もいらっしゃるかもしれないので、少し離れた写真ですが、この棚の両面ぎっしりと瓶が並んでおります
正直、気持ち悪いですが、まじまじと眺めてみるとちょっと奇麗です
とても不思議な気分になりました
もう入ってすぐに「寄生虫の世界」の入口に足をズボリとつっこんじゃいました
ここの施設は2階までが展示室になっており、模型だとか被害だとか、寄生の事例だとか研究の成果が見る事が出来ます
学生さんらしき4人組の見学者は、もうテンションが上がりきっている様子で夢中な感じでした
有名なサナダムシもこんな感じで見れるんですよ
しかも
この標本の横には白い長い紐がぶら下げてあり、「長さを体験出来る」という寄生虫に親しみ楽しめる工夫もなされておりました
実際お腹にこんなもんが入っていたら嫌だけども
敵に勝つには敵を知らなければなりません
寄生虫グッズなんかも販売されていて、ポストカードやステッカー、キーホルダーにTシャツまでもがありました
ポストカードを選んでいると白衣の奇麗なお姉さんが「これは、奇跡の一枚なんですよ
なかなか顕微鏡でもとらえられなくて…」と嬉しそうに話して下さいました
こんな美人が寄生虫の研究をされているなんて、寄生虫の魅力って凄いって感じました
もっと知ったらきっと虜にされちゃう世界なのでしょう
コワいもの見たさで、ご機会があればこの神秘の世界に触れてみて下さい
単純に面白かったですよ
目黒寄生虫博物館
東京都目黒区下目黒4-1-1
03-3716-1264
午前10時~午後5時閉館
月曜定休(祝祭日は開館)
入館無料