微生物学者 長沼毅
ライフアドアの山本です
最近凄ーく気になるお方がいらっしゃるのです
微生物学者 長沼毅(ながぬまたけし)先生です
広島大学の准教授をされていて、テレビでは「科学界のインディージョーンズ」と呼ばれ、微生物研究の為に南極・北極・深海などへも行かれます
年末に放送された「アナザースカイ」とい番組では、チリのアタカマ砂漠へ行って調査されていて、未知の世界にドキドキしました
物腰の柔らかな雰囲気からは想像も出来ないパッションの持ち主で、長沼先生のお話は、本当に興味深くて、切り口が面白いものばかりなんです
科学も微生物も詳しく無い私でも惹き付けられてしまいます
中でも度肝を抜かれたのは、深海に済むチューブワームという生物のお話
この生き物、硫黄が吹き出るような場所にも生息し、赤い血液を持ち、体調は大きなもので2メートル、びっくりな事に食事をしないらしいのです
何とも不思議な生き物ですね
体内にたくさんの微生物を持ち、それが分解したものを栄養源に生きているのだそうです
それを「採取して、食べてみた」というから、更にびっくり
好奇心の固まりみたいな方です
「味はね~硫黄臭かったですね~」なんてにこやかな笑顔でおっしゃるので、ホントこの人ヤバいって、もう興味津々です
そんな長沼先生の座右の銘は『酔生夢死』だそうで、「酔ったように生きて、夢見るように死んで行く」のだそうです
素敵過ぎる
研究と言う名の破天荒な行動と言い、もう長沼先生の大ファンになっちゃいました
そんな長沼先生が先日、新書を発売されました
「宇宙で一番面白い、脳がしびれる科学の時間」
絶対面白いに決まってる
お正月休みに読もうと、以前に出されていた「どれだけの奇跡の果てに僕らはあるのか、生命には意味がある」と合わせて購入しました
読むのが楽しみで仕方が無いです
もう一つびっくりなのが、長沼先生は現在51歳だそうで、見えない
やはり、若さの秘密は人生をアクティブに楽しまれている事にあるのでしょうか
以前に、さくら剛さんの「感じる科学」をブログでご紹介させて頂いた事もあり、科学はとても興味深いものです
2013年は、毛髪も科学をより深めて行こうかなと思っております