有川浩 「阪急電車」
以前、神戸に住んでいた事があるのですが、その時通勤に使っていたのが阪急電車でした
京都に住んでからも利用する事はありますが、初めて社会人になり美容師としての道を進み出した頃、阪急に乗るといまだにあの20歳の頃を思い出すのです
そんな懐かしさと共に手にとったのがこの本。
有川浩 「阪急電車」
何年か前に映画化されていましたね
それで名前は知ってはいたのですが、最近お客様からこの方の本を勧められではまずこれを読んでみよう。と思って読み始めました。
阪急電車の中でも今津線が取り上げられており、この線は私も利用した事はなかったのですが知っている駅名は度々出るのでなんだか嬉しい気になります
一駅ごとにエピソードがつながっていくのですが、その駅ごとに登場人物も異なりそれぞれのショートストーリー的にも楽しめます。
少しずつその登場人物達がつながっていくのもとってもステキ
ほんわか優しい物語ばかりで、涙が出る話もあれば思わず笑みがこぼれるような話も。
この方の本は初めて読んだのですがこの作家さん、絶対良い方なんだろうな…
と思わせるようなあたたかい本でした
そんなにボリュームがある本ではないのでもっとこの作者の世界観に触れたくなり、また違う本を購入しました
オススメ下さった方に感謝
今の売れ筋…などはめったに手に取らないので。
近々、この方の大ヒット作の「図書館戦争」が映画化されるそう。
これも最近の人気作、という理由だけで敬遠していたのですがきっと面白いんだろうなあ、と
この阪急電車の映画も是非見てみたいです