ＴＨＥ ＭＡＳＴＥＲ

ＬＩＦＥの杉山です

先日、大木家の新居におじゃまする前に、少し時間があったので、橘と中村を誘って映画を観てきました

ポール・トーマス・アンダーソン（以下ＰＴＡ）監督の『ＴＨＥ　ＭＡＳＴＥＲ』です

天気のいい休日の昼下がりに大の男が３人で観るには、テーマが重い映画だとは承知でしたが、ＰＴＡ監督の作品が大好きなのと、今回の作品も各国で賞賛されていると聞いて、どうしても観たかったのでした

舞台は第二次世界大戦後のアメリカ新興宗教で支持を集めるカリスマ、ランカスター・トッド（フィリップ・シーモア・ホフマン）に魅入られて、彼の思想に傾倒していき、共に過ごすことになった男、フレディ・サットン（ホアキン・フェニックス）。

集団はやがて大きな力を身につけていきますが、それに伴い生まれてくる疑惑が２人の関係を揺さぶっていきます

主演の２人の演技が素晴らしく、しがめばしがむほどに味わい深いスルメのようであります

聞いた話では、フィリップ・シーモア・ホフマンが相手役にホアキン・フェニックスの名をあげたのだとか

宗教を題材にはしていますが、僕には男の友情とロマンチシズムを感じる、うまく言えませんが、なんだかピュアな映画に感じました

音楽も素敵でしたが、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが担当しているそうです

映画館を出て、まだ少し時間があったので、近くにあったコメダ珈琲店さんで一服しました

名物のシロノワールを大の男３人でつっつくという、これまた素敵な絵面

あつあつのパンの上に冷たいソフトクリームの組み合わせがなんともいい感じでした

少し話が逸れましたが『ＴＨＥ　ＭＡＳＴＥＲ』、重厚なテーマと素晴らしい役者陣を絶妙の塩梅で料理したＰＴＡ監督

やっぱりスゴイ