ソバージュ
LIFEの杉山です
今日は少し昔流行したヘアスタイルに少し触れてみたいと思います
そのヘアスタイルは「ソバージュ」
最近の若い人たちはもはや、聞いたことすらないという方もおられるのかもしれません
最近では「ロック・オブ・エイジス」という80年代のロックスターをトム・クルーズが演じる、ロックミュージカル映画にローリング・ストーンズ誌の記者役で出演しているマリン・アッカーマンのヘアスタイルがまさにそれであります
こんなかんじ。
ソバージュは70年代半ばにフランスで発表されたヘアスタイルといわれていますが、実際のブームは80年代で、80年代を代表するヘアスタイルのひとつではないでしょうか
上の写真のとおり、根元から毛先まで細かくパーマをかけたウェーブスタイルで、当時はカットラインもワンレンで、ほとんど段が入らないカットでこのウェーブですから、かなりのボリュームであります
もちろん、わが日本でも大ブーム。有名どころだと...
歌手の今井美樹さんとか、当時はソバージュでしたね
ちなみに、写真は「Ivory」という1989年の今井美樹さん初のベストアルバムですが、僕も昔持っていました
まあ、そんなどうでもいい話は置いといてですね、大ブームだったソバージュなわけですが、じつはその前にその前身とでもいうべきヘアスタイルがあったそうです
それは「フラッパー」という名前で、ソバージュよりも短く、顎ぐらいのレングスで、もちろん細かいウェーブでワンレングス
この写真は女優のニコール・キッドマンですが、こんな感じをもっと細かいウェーブにしたかんじでしょうか。
短いレングスだと今やってもなかなか可愛いかも
で、ソバージュは以降、タイトなボリュームが流行ってきて、ウェーブのボリュームの位置は毛先の方へと下がっていき、最終的には後のワンレンブームへとつながっていくのでありました