リーゼント
LIFEの杉山です
少し前にこちらのブログで、昔流行したヘアスタイルである「ソバージュ」を取り上げましたが、今回はクラシックでありながら、様々なアレンジで現在にいたる「リーゼント」に触れてみたいと思います
いきなり、このどこぞの写真はなんじゃいと思われるかもしれませんが、こちらはロンドンのリージェント・ストリートという場所であります
そうなんです、リーゼントは、このリージェント・ストリートからの由来によるものであります
よく勘違いされるのは、リーゼントといえば...
こういう、氣志團の綾小路さん的な、前髪のボリュームにリーゼントっぽさを感じたりして、トサカ=リーゼントみたいに思われることが多い昨今、じつは前述したように、リージェント・ストリートから由来するリーゼントというスタイルは、両サイドの髪を撫で付けて後頭部でIの字型にぴったり合わせた髪型を上から見た流れが、膨らんで合流するリージェント・ストリートのかたちに似ているということからの由来で、最大の特徴は後頭部での形状にあり、前髪形状を指すものではないとのことです
トサカ的な前髪の形状は、ポンパドールと呼ぶもので、現在のリーゼントはこのポンパドールが、後頭部のスタイルを示す本来のリーゼントとのコンビネーションによって一般的に認知されることが多いために、トサカ的なものがリーゼントとして思われていることが多いようです
1980年代に入り、ロンドンの50年代のリバイバルでプレスリーなどのロカビリーブームとともに流行は東京にも伝わって、竹下通りにたむろするロックンローラー族の若者たちなどはこぞってダックテールやリーゼントとポンパドールスタイルを愛好したとのこと
ヘアスタイルの歴史は奥深く、僕もぜんぜん知らないことがいっぱいです
でもヘアスタイルの歴史って面白いですよねー