昴 ＳＵＢＡＲＵ
漫画が好きで最近また買うようになったのですが、曽田正人さんの「昴 ＳＵＢＡＲＵ」（後「昴」）という作品をご紹介したいと思います
ご存知の方もおられるかと思いますが、曽田さんといえば「め組の大吾」という消防士マンガが１９９０年代流行ったので、それを読んだという方は多いみたいですね
曽田さんの漫画には、熱さがあるので読むと元気になります
「昴」は１９９９～２００２年スピリッツで連載されていた漫画で、幼い少女が心の成長とともに求める場所や環境を変え、果敢に自分の人生を生きようとする、とってもと～ってもアツイ漫画です
凄く好きなのですが、この漫画は男性が描く女の子なので、とても熱さとサラット感が男性的だと思います
感化されやすい中学の時にコレを読んでいたら、もしかしたら今頃レオタードを履いていたかもしれません
それくらい、熱量ハンパ無い内容のしっかりとした作品で、お客様に待ち時間ＡＤＯＲＥで読んで貰えるのですが、皆さんダンマリになって噛り付いちゃいます
涙をこぼしながら、多くの支えによって運命的な将来を自ら作って行く真っ直ぐな姿に、ハート鷲掴みです
「天才」ゆえに周囲の人が付いていけない、その中でも昴本人はあくまでも自分の基準という物を求めて、揺るがない精神を更に鍛えていくのです
中盤から登場する「プリシラ・ロバーツ」という重要人物、昴もそうですが、この人を見ていると自分の可能性を感じるんですよね
エネルギッシュで次に踏み込む人生のステップが、何て楽しそうな事
人生を生きる上で、これで良いと思える事は私もそんなに無くて、もっともっとまだこれから
って気持ちだから、なかなか満足もいかなくて、だからこそ楽しみになれます
私の人生を私が一番謳歌したい
そんな貪欲さが昴自身をどう変化させていくか、是非ご覧ください
