糸井重里 ぽてんしゃる

糸井重里 ぽてんしゃる

最近、好きでよく見ているのがホームページの「ほぼ日刊イトイ新聞」
ほぼと言いながら毎日更新されているこの「ほぼ日」はほんとによく出来ていてどんなコンテンツを見ても面白いのですが、最初にすごい引力をもってここに引き寄せられたのは、ほぼ日主催の糸井重里さんが毎日書かれている「今日のダーリン」という“エッセイのようなもの”です双葉
ここで糸井さんの文章を読んで、なんて面白い事をさらっと書く人なんだ~、と感動してしょっちゅうほぼ日を覗くようになったのです足跡
それ以来、糸井さんの文章のファンになり、今回とうとう初めて本を買っちゃいましたうっしっし
糸井重里 ぽてんしゃる

『糸井重里がほぼ日刊イトイ新聞に書いた1年分の原稿、および全ツイートのなかから、心に残ることばを厳選。この本でしか読めない書き下ろし短編を3本収録。』とのことミツバチ
さすが糸井さん、本と言いつつ随所に遊び心が溢れて、今まで見たことのない本に仕上がっています勝ち誇り
文章だけでなく日常を切り取った写真、そしてその写真に添えられた文。
ブックinブックとして本の中にまた本。
文章の内容もさまざま、書かれ方もさまざま。
前から後ろまでつながっているわけでもなく、どこを開いても楽しめそう、と私はその都度パラリと開いた所から読み進めています目
本好きですが、初めからそんな読み方をしたのは初めて。
沢山登場する糸井さんの愛犬ブイヨンちゃんの愛らしい表情に癒されたり…てれてれ

糸井重里 ぽてんしゃる

1ページに一文でさらりと書かれたページもあれば何ページかに渡って書かれた文章があったり、あるひとについての糸井さんの寄せる思いが書かれていたり。
こんな本、て説明しにくい型にはまらない本ですイチゴ
糸井さんのすごいな~と思うところは、なんだか力の抜けているところ。
かといってゆるいわけでもなく、自分の伝えたい事はキチンと伝える。
分かりやすく、押し付けがましくない文章は他ではあまり見ないものです。
とてもステキ光るハート
この本もそんな糸井さんの柔らかな空気に包まれているようです。
いつ、どんな時に読んでもすぅっと心に沁み入るような風船なんて心地よいことばばかりなのだろう、と。
読んでたらなんとなく思うのですが、こんなにことばを優しく扱える人はとてもとてもことばについて考えているのだろうな…と。
ものすごく練られていて、でもその前の苦労が見えないくらいさらりとした佇まい。
何度も何度も読みたいな~と思います天狗

糸井重里 ぽてんしゃる

装画は「きょうの猫村さん」のほしよりこさん泣き笑いネコ
この装画もとってもステキかわいい
私は割と本の外側も気になっちゃう方。
この他にもほぼ日ブックスはありますが、どれも「おお~この人がびっくり」という方々が手がけておられます。
紙などにもこまやかな仕事が施され、とても丁寧な作りになっていますふたこぶらくだ
これでほぼ日の仕事の素晴らしさを実感しましたさくらんぼ
実は他にも色々欲しいものが…目がハートネコ
ほぼ日ハラマキが欲しいんですよね~。
皆さんもこの本、手に取ればどんなに手がかかった本か分かると思いますよ拍手
ぜひ本屋さんで見たら手に取って見て下さい。
私もそれで買っちゃったんですおとめ座