お好み焼き やすい
LIFEの杉山です
先日、お客さんに教えていただいた、お好み焼屋さんに橘アニキとお邪魔してきました
「やすい」さんはバリバリの昭和テイストなお店
どうです、この店構えザ・下町
京都人の僕が言うのもなんですが、京都ってなかなか美味しいお店が多く存在していると思いませんか
まあ、海鮮系はやはり海の近くの土地がよろしいですが、多様な料理が食べれて、レベルの高いお店が比較的多いように思います
そんな中、探し求めて止まないのが、お好み焼屋さんです
京都にもお好み焼屋さんは数多くありますが、求めるは昭和臭の香り立つ、シブくて懐かしく、そしてお好み焼が美味しいお店
お店を営んでいるのは、人生経験に富んだおっちゃん、おばちゃん
けしてイケメンのヤングなお兄ちゃんではありません
そういうお店が街中には少なくなって、ひょいっと行けないのが悩みのタネであります
今回はじめて伺った「やすい」さんは、申し分のない雰囲気
カウンターがメインというのも、最近少ないですよね
鉄板が設置されたテーブルが何個かあるというスタイルではなく。
こちらのお好み焼はキャベツと生地を混ぜ合わすタイプではなく、広島風のような、生地にキャベツや具材を重ねてとじるベタ焼きタイプ
僕はお好み焼を焼いてもらう時に、最後に生卵を鉄板に落として、そこにお好み焼をのっけって、コテでグルッと回す、あの瞬間が好きです
お店を教えていただいたお客さんは、僕より歳が上の男性の方で、高校生の時から通っておられて、お店のご主人とも仲がよろしいそうですその方はお店を「やっさん」と呼んでおられます
そしてその方が太鼓判を押しておられたのが、「アカ」
京都の鉄板焼界では外せない「アカ」は赤玉ポートワインと焼酎とサイダー(ラムネ)を合わせて作る下町のカクテル
お店によってレシピは異なるみたいですね
「ばくだん」ともいいますよね
しかも「やすい」さんが「アカ」発祥というお話も
薄いピンク色と、このグラスがいいです
街中だとジョッキで出されるところが多いですが、このグラスは下町感がありますね
あと、特注されているというソースも人気のようです
よくある、甘口と辛口が用意されていて、辛口のほうは、いわゆるどろソースに近いものだそうで、ソースを作る際にできる、底に沈殿するスパイス類がたっぷり入ったもので、とっても辛くて美味しいソース
珍しいな、と思ったのはよくあるどろソースは甘口ソースより濃くて黒っぽいものが多いですが、こちらの辛口ソースは赤いのです
酸味があって、爽やかさもあり辛い
案の定、辛いものが苦手な僕は汗ダラダラ
でも甘口だけでなく、このソースを合わせたほうが、さらに美味しいんですよねー
こんなお店が家のすぐ近所にあったら通うのになぁ
いまどきのお好み焼屋さんもいいですが、古き良き下町のお好み焼屋さん特有の親しみやすさ、やっぱり落ち着きますよねー
お好み焼き やすい
京都市下京区二人司町4
075-343-9381
11:00~21:00・日曜定休