MASTERキートン Reマスター
LIFEの杉山です
あの平賀=キートン・太一が帰ってきた
といっても、誰それっていう人もいるとは思いますが、彼こそは「MASTERキートン Reマスター」という漫画の主人公であり、その漫画は1988〜1994年に連載されていた「MASTERキートン」の20年後を描いた続編です
2012~2014年までビッグコミックオリジナルにて不定期で連載された本作は、まさに20年ぶりの続編となるわけですが、その主人公のキートンはオックスフォード大学を卒業した考古学者であり、保険調査員の仕事をしているのですが、元・英国特殊空挺部隊のサバイバル教官という経歴を持っている、豊富な知識とサバイバル術に長けた、只者ではない人であります
本作の作者は「20世紀少年」の浦沢直樹と、ストーリー・長崎尚志とされていますが、前作では勝鹿北星という方の名前もクレジットされていたのですが、そのあたりで大人の事情でゴタゴタあって、一時的に漫画が絶版になるという事件が
まあ、その話は置いておいて、この「MASTERキートン」シリーズ、連載当時は僕も中学生で、そこから高校を卒業する頃くらいまで連載され、新刊が出るのをとても楽しみにしておりました
で、なにが面白いかというと、様々な登場人物が織りなす濃厚なストーリーが感動的で、キートンの追う沢山の事件の裏に隠された謎は、サスペンスとしても巧妙でドキドキ感も味わえちゃいます
その舞台も世界各国様々で、その世界観にも興味をそそられます
キートンは保険調査員といっていますが、まあ探偵みたいなもんで、いろんな事件に巻き込まれ、生命を狙われることもしばしば
それを切り抜けるキートンのサバイバル術や戦闘術に恐れ入るわけであります
そんなわけで、そんなキートンの活躍と映画のような味わいあるストーリーが再び楽しめる、「MASTERキートン Reマスター」、おすすめです