考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子
本好き、ライフの宮川です
本好きと自称しながら、最近は全く本を読んでいなかったのですが…
そうなるとなかなか新しい本も買えず困っていた所。
珍しく本をジャケ買いしちゃいました
考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子
この花くまゆうさくのイラストで心惹かれ。
花くま氏がイラスト担当なんて珍しいじゃない…
と手に取ってみれば目に入ったのが「科学界のインディ・ジョーンズ」との著者の紹介。
その2つで内容も詳しくチェックせずに買っちゃいました
筆者の長沼毅氏は生物学者で、今は広島大学で教鞭を取っておられるそう。
生物が生存するのが難しい極限地で生きる生物の研究をテーマにされているので、研究の為に北極南極、砂漠に地底に海底とあらゆる地域に出向いておられます。
そんな人の行かない地に度々行っているので前述の「科学界のインディ・ジョーンズ」という呼び名がついたのですね
この本を買うまでこの長沼氏の事は全く知らなかったのですが、この方の参加するイベントなどは大変人気があり大盛況なのだとか。
テレビにも出演されていて有名な方なんだそう。
なにしろ話が面白いから。
インディ・ジョーンズばりの冒険談も数々お持ちでしょうし、この本を読んでも分かるのですがとても話が上手な方なんですね
何も知らない門外漢の私にも分かりやすい内容で、こんな調子で色んな事を話してもらえるなんて確かに楽しいだろうな~と思いました
それになかなか経歴もユニークなんですよね。
きっとこの方自身がとっても面白い、楽しい方なんだと思います
この本は体本来の生き方を脳がジャマしちゃってる …という内容です。
遺伝子から読み取れる情報やデータなどから科学的にそれを実証しているのですが…
とてもシンプルで分かりやすいのです
なるほど~とすらすら読めてしまいます
そしてやっぱり気に入ったのが所々挟まれる花くまゆうさく氏のイラスト
これがまたのほほ~んとしたいい雰囲気を出してくれてるんですよね~
この組み合わせを考えた人はすごいですね~
これだったらどんな方でも読めそうです。
難しいのはムリな私でも読めました
この長沼氏の本、楽しかったのでまた違うものも読みたくなりました
実際にお話されているのも聞いてみたいです
研究者の方がお持ちの純粋な心って憧れちゃいますよね