行願寺
LIFEの杉山です。神社仏閣ひしめく京都。
僕が住んでいる付近にも多くの神社やお寺が存在します。
近場ゆえ、 ということもあってか足を運んでいない場所も多いです。
せっかくだから、そんな場所にも行ってみよう! ということで訪れました行願寺。
寺町丸太町を下がったところにあり、バリバリの徒歩圏内。
行願寺は通称、革堂と呼ばれ、寛弘元年(1004年) に行円という人が一乗小川に堂を建てたのが始まりだそうです。
行円は出家前に、狩りで鹿を射止めたそうですが、 それが牝鹿がで子を孕んでいたため、 射止めたことを悔いた行円は鹿を憐れみ、 その皮を常に身につけていたことから、人々から皮聖と呼ばれ、 お寺も革堂と呼ばれるようになったとか。
度々の災火により、寺地を点々としましたが、宝永5年( 1708年)の大火の後、この地に移されたそうです。
現在の本堂は文化12年(1815年) に建てられたのだそうです。
毎日観光客で賑わうお寺ということではないようですが、 とても風情があり立派なお寺でした。
歴史あるその佇まいは、 静けさの中でじつに堂々とそこにありました。