シンプリー・レッド 「ニュー・フレイム」

シンプリー・レッド 「ニュー・フレイム」

LIFEの杉山です。久しぶりにお店のミュージックライブラリーから1枚ご紹介させていただこうと思います。 シンプリー・レッド「ニュー・フレイム」です。 
このアルバム、というかシンプリー・レッドを知ったのはその昔、例のごとくウチの橘アニキがDJをする時にこのアルバムに収録されている「Enough」をよくかけていたのがきっかけでした。

シンプリー・レッド 「ニュー・フレイム」

哀愁的でパンチのあって、ギターのフレーズが印象的な始まりからミック・ハックネルの透き通ったメローな歌声が絡んでくる前奏がなんとも言えないこの曲。 
橘アニキがDJをする際に前奏が終わるとレコードを止めて「ワンモア!」と言って、もう一度前奏から流して楽しんでいたのを覚えています。

シンプリー・レッド

ミック・ハックネル

ミック・ハックネル

シンプリー・レッドは2010年にいったん解散したものの、2015年に再結成したそうです。 
だいぶお年を召された感はありますが、まだまだ現役でご活躍中。 
そしてシンプリー・レッドのサードアルバムで1989年にリリースされた本作。 
収録曲のハロルド・メルヴィン&ブルーノーツのカヴァー「二人の絆」は全米1位にも輝いたそうです。 
ロック、ポップ、ジャズ、ブルー・アイド・ソウルなどの影響を受けているシンプリー・レッドの音楽。 
ブルー・アイド・ソウルというものが、黒人音楽であったR&Bやソウルミュージックを白人が取り入れて形成した白人音楽だということも、昔に橘アニキから教わりました。 

ミック・ハックネル

シンプリー・レッド

今でもお店でこのアルバムをかけますが何度聞いてもロマンチックでソウルフルで、この曲を知った当時が懐かしく思います。 
ちなみにアルバムのタイトルであ「ニュー・フレイム」とは新しい段階、転じて新しいボーイフレンドやガールフレンドのことを指したりする言葉で、シンプリー・レッドの出身地のマンチェスターを含むイングランドの北部でよく使われるらしいです。

シンプリー・レッド 「ニュー・フレイム」

Simply Red Enough