高い城の男

高い城の男

ライフの宮川です。橘も以前書いておりましたが、ブレードランナーの続編が出るという事でずいぶん前から世間はザワザワしておりますね!!

ブレードランナー2049

本当に熱狂的なファンが多いブレードランナー。
続編を期待しつつ一体どう来るんだ!?と楽しみにされている方もたーくさんおられる事でしょう。
私もDVDを持っているので映画に行く前にまた観ようと思っているのですが。
なぜかその前にブレードランナーの原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の作者、フィリップ・K・ディックの「高い城の男」を読みました。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

ブレードランナーは第三次世界大戦後の世界を描いていましたが、こちらの本はなんと第二次世界大戦で日本とドイツが勝った、という真逆の設定の世界。
様々な人種の様々な思惑が絡み合い、ミステリアスな展開でどんどん先が気になり読んでしまいます!
何人もの気になる登場人物が各々描かれていて群像劇のおもむきも
重要なファクターとなるのは作中に出てくるもし日本とドイツが戦争で負けていたら…と現実世界に近い内容の小説。
この本やその世界にも実際に存在する政治家などの名前がしばしば出てきて、リアリティがあってこの世界はパラレルワールド?現実の世界ももしかして存在する?と色んな妄想が止まりません。

フィリップ・K・ディック

さすが鬼才と呼ばれるディック、読み始めたら止まりません!!
映画のブレードランナーもとっても面白いですが、原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は設定やラストが少し違うので、これも是非読むのをオススメします( ´∀`)

高い城の男