蕎麦処 うずら家
LIFEの杉山です。
気がつけば年末年始という話題もそうせっかちな話ではなくなってきました。
夏に行った長野旅行で行った場所をご紹介させていただいておりましたが、今回が最後になります。
ご紹介させていただくのは「蕎麦処 うずら家」さんです。
長野に行くんだから美味い蕎麦を食いまくってやろうと意気込んでいたものの、旅行中の日々の予定にタイミング良く蕎麦屋さんを組み込めませんでした。
そして最終日になってなんとか蕎麦屋さんへ行くことができました。
信州は蕎麦が有名ですが「戸隠そば」は日本三大そばの一つ。
ちなみにあと二つは岩手県の「わんこそば」、島根県の「出雲そば」だそうです。
そんなわけで、その戸隠でも指折りの名店「蕎麦処 うずら家」さんにやって来たのですが、前情報どおりの長蛇の列。
外にはお土産も売ってます。
1時間待ちとのことですが、ここで諦めるわけにもいかないのですぐ近くにある戸隠神社にお参りに行って時間を潰すことに。
これまた立派な鳥居です。
そして樹齢何百年なんでしょうか、御神木の三本杉の迫力も凄いです。
こちらの中社から何キロか行ったところに奥社があるらしいのですが、流石にそこまでの時間は無いので断念しました。
そうこうしているとやっとこさ予約の順番がまわってきました!
落ち着いた店内からは外の木々が覗いていて木漏れ日が射し込んでおります。
はじめにきゅうりの漬物が出てきました。
はじめに漬物が出されるのも戸隠スタイルなのだとか。
そしてこれがめちゃうまい。
期待に胸が高鳴ります。
すっかりお腹も減ったのでそばがきも頼んでみました。
モチっとして粘りがあり、その味は素朴かつダイレクトに香り高い蕎麦の風味を堪能させてくれます。
山菜の天ぷらは香ばしいごま油の香りとともに季節感のある山菜がベストマッチ。
食欲はグングン上昇中。
そしてやっと念願の蕎麦。
わさびは自分で下ろします。
「戸隠そば」の特徴は色々とあるそうです。
その中でもよく知られているものの一つが「ぼっち盛り」と呼ばれるものです。
一口大くらいの楕円のような形の束にした蕎麦を何束かザルに盛ります。
そしてその際、ほとんど水切りしないのも特徴だそうです。
さらにはそのザルも根曲がり竹で編まれた円形のザルに盛るそうです。
他にも色々と特徴がありますが、そこには伝統を守り続けたいという拘りを感じます。
結果もちろん美味しかったのですが、僕は蕎麦の違いにまだ疎くて何がどう美味しいのかまで細かく伝えれないという現状。
ただその土地に訪れて、そこで作られるものをその場所で頂くというのはとても贅沢で、そしてそれ自体が五感を刺激するのは紛れも無い事実であります。
そんなわけで、戸隠へ訪れられるなら是非「蕎麦処 うずら家」さんのお蕎麦を食べてみてください。
並ぶ価値あり!