大悲山 峰定寺

大悲山 峰定寺

ライフアドアの山本です!
先日、秋の遠足へ行って来ました!
行き先は、「大悲山 峰定寺」。
鞍馬よりも更に奥、花背峠を越えた所にあるお寺です。
寺社仏閣に詳しいお方に連れて行って頂きました。
そうでもなければ、行く事も知る事さえ無さそうな山奥のお寺…。

大悲山 峰定寺

大悲山 峰定寺

近くには桂川の源流が流れていて、水が澄んでとても綺麗でした。
丁度紅葉も始まっていて、同時に楽しむ事が出来ました。
しかし、ここへは紅葉を見ながらほっこりしに来たわけではありません!
「大悲山 峰定寺」は、約850年前に鳥羽法皇の御帰依を受けた大峰熊野の修行者三瀧上人観空によって創建されました、修験道のお寺です。
寺務所に荷物を全て預け、財布とハンカチのみ持つ事を許されます。
カメラはNGです。

大悲山 峰定寺

大悲山 峰定寺

大悲山 峰定寺 ご神木

仁王門を潜れば、お喋りもNG!
気持ちは、修行者です!
口に出してよいのは、「六根清浄」か「どっこいしょ」だと寺務所の受付の方が仰っていたので、黙って心を鎮めながら登ります。
登りながら呼吸をする事で魂の汚れを払い、綺麗な空気を吸い込んで魂が清浄されるのだそうです。
登り切ると本堂があります。
撮影NGのため、頂いたパンフレットに載っていた写真です。

大悲山 峰定寺

清水寺と同じ断崖に迫り出した舞台造(懸造)となっております。
この峰定寺の舞台造が日本最古のものだと言われ、重要文化財にも指定されております。
舞台に上がらせて貰うと、遠くの方まで連なる山々が見渡せて、下には水が流れるのが見え、風が気が揺れて落ち葉がヒラヒラと谷へと吸い込まれて行きます。
しばし各々好きな形で瞑想を致しました。

大悲山 峰定寺

大悲山 峰定寺

往復30分強の山道でしたが、下山して来たら下界に下りて来た感がとてもあり、やはりあそこは聖域だったのだと感じました。
少々遠くではありますが、機会がありましたら是非とも行って見てください!
行って良かったと思えるお寺でした!

大悲山 峰定寺 御朱印