天野 尚
LIFE ADOREの一圓です。
先日2連休を利用して、東京に行って来ました。
今回は東京に在住している友人と会う約束で行ったのですが、 様々な多くの出会いがあり、 想像以上に有意義な時間となりました。
そんな中、以前ブログでもご紹介させて頂いた「Malu」(※現在は閉業されています。)
を展開されていたSAYUさんのお父様でいらっしゃる「天野 尚」さんの展示に伺わせて頂きました。
2017.11.8~2018.1.14@東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催されている「水景にすべてを捧げた男。NATURE AQUARIUM ネイチャーアクアリウム 天野 尚」展
実はこの企画を知ったのは東京に行く数日前でした。
予定外の情報が舞い込んできたわけですが、 とにかく色んな気持ちが湧き上がる中「絶対に行こう!」 と即決しました。
始めに、簡単ではありますが「天野 尚」氏の紹介をさせて頂きます。
1954年、新潟県新潟市に誕生。写真家、水景クリエーター。
また、豊富な自然経験をもとにネイチャーアクアリウムを確立し、 水景クリエーターとしても世界で活躍してきた。
今回の展示は彼が今まで撮影してきた写真を最大8mの生態風景写 真や、本展のために製作された特別水槽「 巨大ネイチャー水草ウォール」 を含むネイチャーアクアリウム作品11点が展示されています。
息を呑むほど美しい巨大写真や、 透き通った物がキラキラ生きる水草の世界も感動的でした。
地球の中で人間がどう生きるのか、 それを考えさせてくれる展示でした。
私達が特に感動して心の深い所に響きかけたのは、 リスボン海洋水族館での製作ドキュメンタリー映像でした。
生命というエネルギーを消費しながら挑む素晴らしい信念を感じま した。
映像の中でリスボン海洋水族館の館長が話していました。
「他にも本当に沢山のオファーがあった、 中には巨額のギャラを提示してきた所もあった。だけどここ( リスボン)以上に情熱を感じる所はなかったから、 ここ以外で仕事をする気はなかった、 そしてこれからも無いだろう。そう言って天野は私達を選んだ。 だからこれは凄い責任なんだと思っている。」
大切なのは携わる全ての人の情熱だと感じます。
何か分からないものを追い求めて、人間は生きて、 愛や幸せや富や栄光、 満たされる事を追いかけたりして必死に何か分からないものにケリ を着けようと生きています。
色んな歴史を塗り替えて、 今日も人間社会は目まぐるしい変化を遂げますが、 自然はただただ生き続けています。
何にも囚われずただ生きる自然の中に、自分自身が身を置く事。
素晴らしい展示を拝見させて頂き、 本当にありがとうございました。
また、この場をお借りして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
彼の情熱を共有してきた人達によってこれからも発信し続けられる 事と思います。
私自身もこの自然界のたった一つですが、 だからこそ自然を大切にしていきたいと思います。
Special Thanks to Sayu.
ご興味おありでしたらこちら、ADA(aqua design amano)のホームページをご覧ください。