蜘蛛の巣を払う女
LIFE / LIFE ADOREのタチバナです。
少し前に鑑賞した映画のご紹介を。
ハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」公開から7年。
フェデ・アルバレス監督作品「蜘蛛の巣を払う女」を鑑賞。
前作監督のフィンチャーは製作総指揮のクレジットになっておりました。
前作公開後にソニー・ピクチャーズは迷走しまくり、ファンを失望させ続けました。
制作陣およびキャストも変更、予算も削った上に、興行収入も振るわずの様です。
グズグズですねw
自分としては前作が超ストレイクゾーンでしたので、あまり求め過ぎないそれなりの期待感で臨みましたが、テンポが良くてアクションに比重を置いたミステリーみたいな感じでそこそこ楽しめました！
前作鑑賞後にスウェーデン版3部作も見ておりましたが、今作の主演はリスベットにクレア・フォイ。
偶然にも昨日、デイミアン・チャゼル監督の「ファースト・マン」を鑑賞したのですが、ライアン演じるアームストロング船長の妻役でも出演されていました。
そしてミカエルはスベリル・グドナソンに。
今作で劇場版主演コンビも3組目です。
この二人で見たかった...
楽しみにしていたこちらのレディー。
「BLADE RUNNER 2049」に出演していたシルヴィア・フークス嬢が今作もコワキレイ！
極寒のストックホルム、白い世界に全身赤の装いがvery goodでした。
ミレニアムシリーズでは拷問プレイは定番なのですがw、冒頭シーンの罠猟みたいなこれとか中々ダイハードで笑えました。
でもやっぱり惜しいと思う事が色々とありまして…
リスベット役のクレア嬢、悪くはないのだが、ソフトすぎる...
ミカエル役の彼も良い役者なのだろうが、チョイ二枚目すぎるなあ...
プレイグなんか、上品すぎんじゃん...etc
言い出すとキリがないので自粛でおます。
しかし、元スーパーハッカーで現NSAエージェント役の下の彼とかなかなか良いキャラだったし、復讐に燃える怖い女の舎弟、ブロンドの彼なんかはスウェーデン版に出てきていた、リスベットの異母兄の金髪巨人野郎のニーダーマンを連想させたりと面白いキャラもいたりして。
モヒカン女子のバイクが、カスタムHONDAだったのがリッチなDucatiに。
リスベット嬢、以前に悪党から大金を盗んでいますのでねw。
バイクシーン良かったです。
007シリーズのジェームズ・ボンドか！ってツッコミましたけど。
これから鑑賞される方もいらっしゃるかもしれませんので、ストーリーはお楽しみという事で。
「蜘蛛は自分の巣にかからない。」