YMOのONGAKU
LIFE / LIFE ADOREのタチバナです。
先日にKRAFTWERKの記事を書いておりましたが、1978年に結成されたYMOも結成40周年を迎えて、昨年より色々とそれにまつわるイベントが開催されたりリリースなどもあります。
メモリアル関連で個人的に注目していた一つに、80年リリースの「増殖 X∞MULTIPLIES」あたりから散開あたりまでのYMOのアシスタントを務められていた、現在は音楽プロデューサー、アレンジャー、シンセサイザー・プログラマーの藤井丈司さんによる「YMOのONGAKU」が出版されました。
プロフィールにも書かれているように、独立されてからのアーティスト達のお仕事ぶりを拝見すると音楽制作の現場におられる職人さんのイメージです。
独立以降のご活動を自分はあまり知らないのですが、藤井さんといえばなんといってもYMOのアルバム制作現場におられた方。
既出のエピソードはマニアには新鮮味が感じられないかもですが、藤井さんの目線からのメンバー達のエピソードなどを興味深く読む事が出来ました。
テクニカルな話も多いのですが、YMOの御三方をリスペクトされておられるのが個人的にはテンション上がりましたw
気がつけば一気読み。
面白く読ませて貰いました。
また自分にとって藤井さんは、本著でも対談をされているYMOのレコーディング・エンジニアを務められていた飯尾芳史さんと3人の共同作業で作られた立花ハジメさんの「TAIYO-SUN」というアルバムの記憶があります。
アルバムクレジットにもTechiesという名でサウンドメイクをされておりましたが、聞いた当時にブッ飛びました。
今聞いてもブッ飛んだ作品です。
話は逸れましたが、「YMOのONGAKU」はマニア付近だけで話題になるのには勿体の無い書籍だと思いました。
ご興味がおありの方は一読を。