スティング / I Burn For You
スティング / I Burn For You
Sting / Bring On The Night
LIFE / LIFE ADOREのタチバナです。
スティング が1986年にリリースしたライブアルバム「Bring On The Night」
ソロ活動前のThe Police セカンドアルバム「Reggatta De Blanc」に収録されていた曲をアルバムタイトルに。
内容は、前年にリリースしていたソロファーストアルバム「The Dream Of The Blue Turtles」を中心にThe Police時代の曲が収録されています。
このアルバムをリリースした後に、彼のアルバムで自分が一番好きな「...Nothing Like The Sun」のリリースに続いていきます。
先日に彼の大阪でのライブに行って参りましたが、ファーストやセカンド、The Policeの曲も多く演奏していました。
今ライブのバンドメンバーはファーストアルバムのメンツです。
スティング-ボーカル,ギター
ダリル・ジョーンズ-ベース
オマー・ハキム-ドラムス
ケニー・カークランド-キーボード
ブランフォード・マルサリス-サクソフォーン
ドレット・マクドナルド-バッキングボーカル
ジャニス・ペンダーヴィス-バッキングボーカル
バンドメンバーも当時は若手でしたが、現在は大御所級のJazzミュージシャン達の演奏が超絶。
スティングはThe Police時代は主にベーシストでしたが、潔くダリル・ジョーンズにベースを任せていたり、本人以外のバンドメンバーが全員黒人なのが格好良く思っていました。
それにしても本人はもちろん、各メンバーの熱量がハンパない。
1曲めのメドレーからテンションが超高くて、完全に持って行かれます。
メンバーそれぞれの音の勢いが、まるでRockミュージシャンの様。
Jazz畑の中では割とラジカルな人達ではありますが。
しかし随所にソロプレイもあり、ボーダーを跨いだ凄みを感じます。
「I Burn For You」は本人が主演したリチャード・ロンクレイン監督作「Brimstone&Treacle」のThe Policeでの挿入曲。
自分は未見だがモントリオール映画祭グランプリを受賞した異色スリラー。
マイケル・ナイマンもスコアを提供していたそうです。
面白そう。
この「Bring On The Night」はマイケル・アプテッド監督が1986年にドキュメンタリー作品として、バンドメンバーがパリ郊外の館でリハーサルを行っている模様から、ライブに至るまでを映像に収めています。
本人以外の他のメンバー達のインタビューも興味深く見ることが出来ます。
また期間中にスティングの奥さんの出産もあり、彼が立会いをしている感動的なシーンなども含まれていました。
「I Burn For You」
灼けつくようなこのラブソング、何度聞いてもシビれます。
“君に夢中さ”
「Bring On The Night」ムービーのオマー・ハキムの無双ドラムプレイをよろしければ最後までドーゾ。