芭蕉の家
LIFE ADOREのイチエンです。
旅は突然出掛けるのが良いというのは私の信条。
ピンと来た所があれば直ぐに出掛ける準備をする。
明日行けるなら明日行き、来月に行ける事になればよりお得な情報を収集する。
アナログな自分をハイテクな世の中に合わせてアップデートする事が、時間を上手く使えない私にとっては意外ストレスでしたが、ここ最近やっと情報を厳選できるようになったと思います。
そんな日常の中、私のアンテナに引っかかりピンと来た旅でした。
今回お邪魔した「芭蕉の家」さん。
弾丸1泊2日の沖縄旅。
こちらはAirbnbにて予約の出来るゲストハウスで、こちらに宿泊したくて登録したという方もいるほど!
那覇空港に到着後、沖縄グルメを堪能してから宿まではレンタカーの移動となります。
車で大体1時間30分程の道のりは、特にストレスも無く目的地の南城市に到着です。
宿は住宅街というよりは、いきなり小道に入った隠れ家的な場所にありました。
バナナ畑を買取ってそこに建てたという一軒家は想像以上に気持ちの良い場所で、夕方前に到着後飲み物を飲みながら窓を全面開放し、そこに吹く風の香りと鳥のさえずりをBGMに贅沢な時間です。
空が高くて南城市特有の穏やかな空気感はそこから動く気力を無くし、穏やかで無になる様な感覚を味わえます。
至る所にお二人のセンスが感じられます。
リビングには大きな窓と全面開放出来る扉があり、抜群の光が入ります。
周辺が畑だったりするので、フワリと虫が入って来てはまた舞い戻って行きます。
食器や調味料はほぼ揃っており、朝昼夜と使用するコップを変えてみたり、ブルートゥースで音楽が流せるスピーカーもあり、那覇市内をもっと早くに移動して来れば良かったと思いもしました。
ホストの御主人に朝日の時間を聞くと「寝室の窓が真東を向いているので、カーテンを開けておくと朝日に起こされますよ」との事。
夜ご飯をこれと言って決めていなかったのですが、事前に様々な周辺の情報を送って下さり、夜ご飯は教えて頂いたレストランに18時頃伺い、早めに戻りました。
買い込んできたワインやシークァーサー泡盛やチーズなどをテーブルに広げ、楽しい音楽を流しながらハンモックや読書などをして過ごしました。
いつまでも穏やかな時間が流れ、眠る事が惜しいと感じました。
窓から差し込む光に目を覚まし、少しずつ明ける夜を外のテラスに出て眺めていました。
木々が揺れながら奏で合い、寝起きの身体に朝日をたっぷり浴びる、全てを静かに満喫し自然の力に治癒された気分でした。
最後の最後まで満喫しました。
いつまでも続く余韻に浸れる事こそ旅の醍醐味だなと感じます。
また必ず再訪したいです。
☆芭蕉の家インスタグラム