王さまの耳はロバの耳
LIFEの岡本です
ゴールデンウィークも後半が始まりましたね、長期お休みの方やお仕事の方など、さまざまなゴールデンウィークをお過ごしかと思われますが私共LIFE、LIFE ADOREは通常通り営業致しております
勝手ながら私のみゴールデンウィーク中は本日3日だけの出勤となり迷惑をおかけいたしますが、スタッフ一同、京都に帰省される方等のお客様方にもまたお会い出来る事を願って楽しみにお待ちしておりますので是非ご来店くださいませ
先日に家族で劇団四季の公演もサウンド・オブ・ミュージックに続いて3度目
「王さまの耳はロバの耳」を観に行ってきました。
娘も3度目となると少し慣れてきたようで、いつもの緊張の様子も無くリラックスして会場入り、いつも以上に楽しみにワクワクしていました
ところが、PM1時からの開演でやっぱり途中休憩後、わりと爆音の中でしたがウトウト、スヤスヤお昼寝してしまいました
でも、今回も一階の前列メイン通路沿いの席がとれたので、キャストと沢山顔を合わせられて楽しかったです
ストーリーは、昔むかしある国にワガママな王様がいました。
この王様の髪の毛を切りにお城へ行った床屋たちが、ひとりも町に帰ってこないので町の人たちは大弱り
実は王様の耳には秘密がありました。
床屋たちはその秘密を口にしてしまったために、牢屋に入れられていたのです
ただひとり町に戻ることを許された床屋は、本当のことを言えないもどかしさに悩みます。
そこで彼がとった行動とは・・・
大切なのは本当のことを言う勇気
「王様の耳はロバの耳」は古代ギリシャの同名の神話をもとに、若き日の寺山修司さんが書き下ろした作品です
初演は1965年、第2回ニッセイ名作劇場としての上演でした。
以来再演を重ね、劇団四季ファミリーミュージカルの原点の一つとして多くの方に親しまれてきました
王様に本当のことを伝えようと主題歌を歌うシーンではファミリーミュージカルの定番、舞台と客席が一体になって盛り上がります
ところで一見子供向けのおとぎ話に見えるこの作品ですが、決して「昔むかしのある国」の話で片付けられるものではありません
日常の中に潜む虚実や人間の心の奥底を鋭くえぐり出し、現代社会にも通じる問題を浮き彫りにしています。
舞台上での出来事が何かに誰かに重なって、はっとさせられることもあるかもしれません
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演出 浅利慶太 作 寺山修司
大人も子どもも楽しめるこのミュージカル、京都劇場では5月13 日迄ですが、7月22日より全国公演がスタートします