ビューティフル・ガールズ
LIFE ADORE店長のイチエンルミです
映画は昔から家族で良く見ていて、映画館で観るよりはテレビのロードショーをビデオに撮って、お気に入りはテープが擦れる位観ました
今はあまりないと思うのですが、映画が始まる前の低音ブザーが何故だかとても怖くて、子供の頃観に行った記憶は、ドラエモン位しか残念ながら記憶に残っていません
そんな前置きはいいとして、橘が担当させて頂いているお客様で来られるといつも楽しく色んな映画の話をされるお客様に、ナタリー・ポートマンが好きだと話していたら、彼女が出演している『ビューティフル・ガールズ』という映画を貸して下さいました
ストーリーは20代後半の5人の男たちが恋や将来に悩み、それぞれの答えを不器用ながらも、真っ直ぐに出していくという恋愛群青劇というものです
自分の周りも結婚し、出産や子育てに励む友人が多くなってきている中、仕事がどんどん楽しくなっていています
理解できる事や視野も広がるので、精神的に疲れる事も増えるのかもしれないけれど、歳と共に力を抜くタイミングも分る様になったというか、焦らなくなったというか…
20代後半は、今考えると必要以上に頭でばっかり考えて焦っていた頃を思い出すと、この映画共感出来る部分が沢山ありました
出演者も豪華でマット・ディロンやユマ・サーマンなどですが、出演しているそれぞれの人物のキャラが良いバランスで濃くて、皆に親近感を感じます
特に、決して出演シーンが決して多い訳では無いのですが、主人公ウィリー(ティモシー・ハットン)の弟と父ちゃんが、良い味だしていて画面にはみ出しかけている映りでも笑えました
若かりしナタリー・ポートマンもすこぶる可愛くて、演技派女優という肩書きを感じます
スケートリンクのシーンは3回観てしまう程、「なぁ~んか良い」シーンなんですよね
ドキドキ、イライラ、モジモジ
恋は色んな感情が入り混じり、時にコントロール出来なくさせてしまう事もありますが、それこそ青春
観終わった後、和やかな心になります
まだ少し先ですが、ゴールデンウィークの夜更しに如何でしょうか