ニニハ和平公園

ニニハ和平公園

慰安旅行in台湾も二日目、引き続きどんどん旅行風景お伝えしていきます天狗
台湾の朝だという朝ごはんの行列に並び、それでもまだお昼前うっしっし
今日は雨という予報でしたがまだうららかなお天気きらきら良かった~光るハート
そうなんです、今から行くところは広々とした公園なんですハーブ
慰安旅行in台湾~ニニハ和平公園~です拍手
これも台北にあるニニ八和平公園という公園に移動。
台北駅からも歩いてすぐのこちらは、台湾で1947年に起きたニニ八事件をきっかけとして、和平のメモリアルの為に作られた公園なんだそう。
大きな樹が青々とした葉を茂らせ、芝生が広がり大陸風のあずまやのようなものもあり、こんな街中にある公園とは思えないくらいゆったりとしと広い敷地です。
なんと樹の根本にはリスがびっくり
人馴れしているのか近くまで寄ってきたりしてとっってもかわいかったですかわいい
公園の中にはいくつかの記念碑があり、どれにも慰霊と追悼の意が込められてあります。
それらを見ていると台湾の方にとってこの事件がどんなに深い意義を持っているか、というのを感じます。

ニニハ和平公園

ニニハ事件というのは、台湾社会の中で40年近くも続いた社会的弾圧の契機となった事件です。
私も台湾旅行に行く、となって初めて知った歴史で、こんなつい最近までそんな暗い歴史が続いていたのだ…とビックリしました。
私もまだまだ知っている事が少ないので、軽々しく書けないのですが、もっと勉強したいと思いました。
この公園の中に台北ニニハ記念館というそのニニハ事件について歴史的史実の資料や写真などが収められこの事件について触れられる建物があります。
こちらで、また特別な出会いがありましたきらきら
簫錦文さん、という方で、この記念館でボランティアでナビゲーターをされておられます。
この方は台湾が日本に併合されていた時代に日本兵として南洋の戦地に赴き、死線をくぐり抜けて生還され、このニニハ事件でも弟さんを亡くされ、ご自身も警察に捕らえられ、あわや死刑という過酷な状況を生き抜いてこられた方です。
この方はご自分の目でこの歴史を見つめてこられたので、して下さるお話もご自身も語るのが辛いだろう、と思うような悲惨な現実を教えて下さいました。
後世に残る歴史というのはやはり全てが公正に伝わる訳ではなく、そして本当のむごさというのは体験していない者にはなかなか伝わらないのだと痛感しました。
今、日本でも「永遠の0」が人気ですが、こういう戦争経験者がどんどん少なくなっていく世の中で、こんな生きたお話を聞けて、本当に良かったと思いました。
これからの不安定な世の中で、次の世代に伝えていかないといけない事だと思います。

台北ニニハ記念館

貴重なお話をありがとうございました。
お陰で、この旅が単なる観光だけでなく、台湾の歴史に触れられる意義ある旅になりました。ありがとうございます平謝り平謝り 
思わぬ濃い時間を体験出来ました。
余韻を残しながらまた次の目的地へと向かいますマラソン