怒り

怒り
LIFEの杉山です。映画は好きなのだけれど、なかなか映画館に足を運べずにいました。
でも久々に映画館で映画を鑑賞。
今年初めてではないだろうか…

そんなわけですが、今回観たのは「怒り」。
お客さんとお話ししていても、観たかたたちが「よかった!」と高評価でした。
李相日監督が「悪人」に続き、吉田修一の原作を映画化。
そしてなんといっても超豪華な俳優陣。
渡辺謙、妻夫木聡、綾野剛、松山ケンイチ、森山未來、宮崎あおい、広瀬すず、と高い演技力を持った役者さんがこれでもかと出演されておられます。

怒り

そしてみなさん期待どおりの演技力で観るものを圧倒してきます。
それぞれが難しい役どころだったと思いますが、それぞれが素晴らしかったです。
宮崎あおいさんはこの役のために7キロ体重を増やしたそうですが、ぜんぜん太ってるようには見えなくて、少しむしろふくやかな感じが可愛いという評判もあるのだそうです。

怒り

千葉、東京、沖縄という3つの場所でストーリーが展開していきます。
それぞれの地で流れ着いた3人の男は、誰もが謎を抱えていて、一年前に起こった未解決殺人事件の逃亡中の殺人犯かもしれないという疑惑を彼らに関わる人たちは抱くことになります。
疑念と葛藤する中で愛する人を信じることができるのか?

怒り

なかなかヘビーで、観終わったあとはしばらく呆然としたという人もいたそうです。
でもたしかに、悲しみや怒りが心を締めつける部分はあるものの、救いの部分も残されていましたし、役者さんたちの熱のこもった演技に最終的には感動させられました。
いい映画を映画館で観るのはやっぱりいいなと思いました。

怒り

これはお客さんからお聞きしたのですが、ゲイのカップルを演じた妻夫木聡さんと綾野剛さんは役づくりのために、一緒に住んだり、手をつないだりしていたそうです。
さすが!

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