Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank:Books and Films,1947-2017

LIFE ADOREの一圓です。
時間が経ち過ぎましたが神戸のKIITOにて開催された「Robert Frank:Books and Films,1947-2017」に行って来ました。
今回の展示は今までの写真集から厳選された写真を、新聞用紙に印刷し天井から吊るすという展示方法でした。
場内撮影可能でしたので、ブログで紹介させて頂こうと思い、撮らせて頂きました。
細かな説明や紹介はあえて省略させて頂きます。
楽しんで頂けると嬉しいです!

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

ロバート・フランクのオリジナルプリントは、近年美術市場で高騰の一途をたどり、それらを借りて展覧会を開催するには莫大な保険料が必要となります。
さらには写真というメディアの奇脆弱性により、作品の劣化を恐れる所蔵者は貸し出しはおろか、展示さえためらうことも少なくありません。
今回展示会場では、新聞紙にプリントアウトされたものが今回の広告として無料で配られていました。
現在彼の作品に対する著作権はローバート・フランク自信にあるそうです。
フリーペーパーの中にある彼のいくつかの作品で気に入るものがあれば、是非それをビリッと切り取り、壁に貼り付けたり額装して気軽に楽しんで下さいというメッセージがあるそうです。

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

驚くほど価値のあり過ぎる物にはそれなりの大きな壁があるのでしょう。
現代美術作家の杉本博司さんが誌面で「国宝に指定されることは、生気を奪われ晒し者にされることだ。」と書かれていました。
価値ある物を所有する者には、生かすという使命があるとは思うのですが、そうもいかない事がほとんどなのでしょうね。
とても良い時間でした。

おまけに、映画「Don't Blink Robert Frank」のホームページを貼らせて頂きます。

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017

 Robert Frank: Books and Films,1947-2017