安平樹屋

安平樹屋

安平樹屋

LIFEの杉山です。夏のお休みに行った台湾旅行。
前回の台南の安平古堡に続き、安平樹屋をご紹介させていただきます。
安平樹屋はもともとイギリス商の倉庫だったのですが、その古くなった倉庫に沢山のガジュマルの木が根を張り巡らせて、木と建物が同化した不思議で神秘的な情景を作り上げています。

安平樹屋

安平樹屋

よく「天空の城ラピュタ」のようだといわれていますが、まさに中心部に大きな飛行石があってもおかしくない様相です。
ガジュマル の木には石灰岩を溶かす根酸が分泌されるそうで、それが建物の壁を侵食していったのだとか。
長い年月をかけて建物をのみ込んでいったその姿は、時が止まったようでありながら現在進行形ということになるのでしょうか。

安平樹屋

安平樹屋

安平樹屋

安平樹屋

自然が作り上げたアートは、生命の力強さと無二の美しさを放っておりました。
台湾の人にはガジュマルは陰のものだという考えがあるらしく、かつてはこの場所も不吉なものに感じていたのだそうです。
その割には安平では沢山のガジュマルを目にしますが、これいかに
すぐ隣の徳記洋行はそのイギリス貿易会社の建物。

徳記洋行

徳記洋行


白い2階建でアーチが特徴的です。
現在は資料館として活躍中。
他にも敷地内にはカフェもあります。

安平樹屋

ソフトクリームが美味しいという噂ですが、残念ながら食べておりません。
まさにインスタ映え&フォトジェニック度も高い安平樹屋は、台南では外せないスポットの一つですね。
そうそう、安平樹屋を観光に来ておられた外国人旅行者のご夫婦に頼まれて、写真を撮って差し上げたら「お前も撮ってやる」ということで一枚。

安平樹屋