機械昆虫製作のすべて
ライフアドアの山本です。
お客様のお友達が本を出されたとの事で、お店に持って来て下さいました。
宇田川誉仁さんの「機械昆虫製作のすべて」。
作品の製作過程から完成までが細かく書かれています。
パラパラと見たところ、材料は紙粘土だったり工具なんかも特別特殊な事もなく、プラモデルを作った事のある男性なら出来るんじゃないか…なんて一瞬思いそうになりましたが、いやいやいやいや！無理無理無理！！
簡単そうに書かれた匠の技です。
宇田川さんの凄さがジワジワ来ます。
確かに虫って機械っぽいよねと思えるほどにリアルで、かつスチームパンクのような格好良さもある作品。
虫嫌いの私もついついまじまじと見てしまいました。
本物に忠実なものから空想上の昆虫まで、今にも動き出しそうなぐらいリアルです。
しかも作品に物語を感じます。
「メカニカルミュータント」と呼ばれているそうです。
宇田川さんは、「craft factory SHOVEL HEAD」として活動されているそうで、NIKE JAPANのエントラスに作品が飾られていたり、世界的にも注目されているアーティストさんなのだそうです。
子供心を持ちながら大人の仕事をする人、素敵ですね！
「機械昆虫」はロボットと昆虫の中間にいて、「カッコいい」という感想も「気持ち悪い」という感想もどちらも正解なのだなと思いました。
そんな「メカニカルミュータントの世界」に圧倒されながらも引き込まれて、パラパラとページをめくり分かりもしない製作過程から見せてもらいました。
とても面白い世界です！
T様、教えて下さってありがとうございます！
「機械昆虫製作のすべて」をお店に寄贈して下さいましたので、ご興味のある方は是非とも手に取って見てみてください！