カブリエル・ヤード / Chile Con Carne
カブリエル・ヤード / Chile Con Carne
Gabriel Yared / Betty Blue (37.2 Le Matin)
LIFE / LIFE ADOREのタチバナです。
1986年に公開されたジャン=ジャック・ベネックス監督作品「ベティ・ブルー 37°2 le matin」
ジャン=ユーグ・アングラードが演じるゾルグとベアトリス・ダルが演じるベティの火柱が立つような愛の物語。
映画とそれに伴う音楽、どちらも素晴らしい。
美しく儚い二人の物語…
映画は二人が愛し合うMake Loveなシーンが多いのですがw、二人がピアノを弾くシーンや何気のない会話、丘での二人…印象に残るシーンが多い愛すべき映画です。
脆くもあるが、一途で一生懸命なベティ。
そんな彼女が本当に可愛くて、劇中の彼女のファッションやスタイルもCuteです。
基本ノーブラノーパンな彼女ですがw
好きですベティ。
「Chile Con Carne」は数多くの映画音楽を手掛ける巨匠カブリエル・ヤードが担当したサウンドトラックに収められています。
チリコンカーンとは自分も大好きなテクス・メクス、挽肉などを使った豆料理ですね。
メインテーマを軽快なブラジリアン風にアレンジした劇中曲の一つですが、今聞くとやや時代の経過を感じもします。
当時は主にヨーロッパ経由のワールドミュージックがブームでしたが、カブリエル氏もレバノンのベイルート出身。
全く違った出自ですが、いわゆるワールドミュージックのテイスト、アフリカンなリズムを上手く取り入れられておられます。
アレンジが洒落ていて、リズムと弦楽器、ハーモニカや口笛、シンセの音色…エスプリを感じますw
映画が好きな自分ですが、氏が作られたこのサウンドトラックは、たまに単体でも楽しませて貰っております。
聞くと映画が観たくなるのですけどね。
よろしければドーゾ。