塩田千春展:魂がふるえる
LIFE ADOREの一圓です。
開催直後から人気のこちらの展示、
1972年大阪府岸和田出身。
パフォーマンスアーティストの「マリーナ・アブラモヴィッチ」
その後ドイツの女性アーティストレベッカホーンのも師事し、
そして私はまるで導かれるかの様に、
終ってから思いましたが、
展示の内容や構成については美術手帳のホームページにて、たいへん丁寧に紹介されていたので私は割愛させて頂きます。
エントランスの白と初めに目に飛び込んでくる赤、
それぞれに意味があり、スケールの大きさは元より、
美術関係のお客様と話しておりましたが、女性アーティストが「
それだけ力を感じさせるのでしょうね。
今回の個人的な感想としては、
展示物は一瞬ドキッとする物でありながら、
作者の伝えよう、伝えたいという思いも自然と感じたので、
絵画などを観に行くと、
そういった物とは違い、勿論展示物を「鑑賞」するのですが、
強くて、儚くて。
もがいて、痛みを伴って、ストンと収まっていく感じ。
この展示は5日間で約30人程の人員により作られたそうです。
糸をピンと張ってホッチキスで留めていく。
後半のスーツケースは彼女がベルリンでコツコツ集めた物だそうで
展示の大きさが写真で伝わり切らないかもしれませんが、
以前にも舟形の作品など一部制作済の物だったそうですが、
作品の美しさから、
現在彼女には娘さんがおられるそうで、
とても興味深く、何周か観てしまいましたが、その中で男の子が「
正直この言葉に深く感銘を受けました。
魂と肉体を切り離して考えるよりも、
それは楽観的でシンプルで、人らしい歩み方だと思いました。
ちょっと上手く書けませんが、作品には魅了されるパワーが漂い、
塩田氏は現在癌と戦っておられ、
もちろん更にパワーアップした個展と再会したいですが、
塩田氏のこの感情、パワー、感性。
目で観て肌で浴びて堪能しました。
彼女の「今」はいづれ誰しもリンクする「死」
【詳細】
塩田千春展:魂がふるえる
会期:2019年6月20日(木)〜10月27日(日) ※会期中無休
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
料金:一般 1,800円、学生(高校・大学生) 1,200円、子供(4歳~中学生) 600円、シニア(65歳以上) 1,500円
問い合わせ先(ハローダイヤル):03-5777-8600












