八咫烏

八咫烏

LIFE / LIFE ADOREのタチバナです。
今夏に訪れた和歌山県那智勝浦で、熊野古道大門坂に近接されている大門坂駐車場に2011年のドイツワールドカップでの優勝を記念して「なでしこジャパン記念モニュメント」がありました。
八咫烏、凛々しくて格好良いです。

日本における現代サッカーの起源は東京高等師範学校から始まり、その生みの親といわれるのが中村覚之助氏であるそうです。
明治35年に英国の文献をもとに、現代サッカーの元になる蹴球部を創設されたそうです。

「日本サッカー協会のシンボルマークの三本足の烏は中国の古典にある三本烏となっているが、日本においてはまぎれもなく八咫烏であり、八咫烏は神武天皇東征の際に、大和へ道案内した熊野の守護神であり、勝利へ導く遣いとされている。」
との記載。
那智勝浦浜ノ宮出身の中村覚之助氏の後輩にあたる日本サッカー協会初代理事長の内野台嶺氏が、明治39年に中村氏の訃報を聞き悲しんだ一人でもあり、「君の霊は永久に我が部の護神となりて…」と、中村氏のことを偲び三足烏(やたがらす)として提案したことが、まったくの無関係ではなかったと考えられると書かれていました。
先輩の中村氏の出身地にある、熊野那智大社の八咫烏をヒントに内野氏らが発案したものを基にしたとされているそうである。
この逸話にも興味を持ちました。

カラスは非常に知能が高い鳥で人を認識するそうですが、たまにLIFEの前のグリーンベルトでもカラス達が遊んでおり、それを見る自分を観察している様にも感じます。

烏は太陽の使いや神の使いという神話や伝承があるそうですが、熊野三山にもそれぞれに八咫烏を祀る末社がありました。
日本の神話についてあまり詳しくありませんが、先にも書いていた八咫烏が神武天皇のお供をしたという話は聞いたことがありますし、詳しく調べるとなお一層知りたくなりました。
神話は興味深くて面白く思います。

夫婦杉