Vinicius Cantuaria ヴィニシウス・カントゥアリア

Vinicius Cantuaria ヴィニシウス・カントゥアリアはブラジル出身、NY在住のギターからパーカッション、ドラムスなどの演奏家、シンガー・ソングライターです。
還暦近いご年齢なのですが、最近リリースされた新作のアー写など非常にヤングです。

 Vinicius Cantuaria ヴィニシウス・カントゥアリア

ロックバンド「オ・テルソ」でブラジルの人気グループのドラムスとしてキャリアをスタートさせ、人気女性アーティストのガル・コスタのバックバンドなどを経て、長きに渡り国民的人気アーティストのカエターノ・ヴェローゾのバンドにて充実した音楽活動を過ごす。
その頃にはブラジル国内で演奏家としてはトップクラスに。

その後独立しソロアーティストとしてのキャリアをスタートするのだが、ブラジリアン・オールスターユニット「チグリス・ヂ・ベンガラ」で再び脚光を浴びる。

元々、ドラマー時代から作曲も手掛けてはいたが、この御仁もまたstrangerである。
より独自の世界観を深めたいからなのか、ブラジルでのキャリアもそこそこに90年代半ばにはNYへ移住。

カエターノのアルバムで親交を深めていたアート・リンゼイとの関係もあって坂本龍一や三宅純など日本人アーティストの交友、ビル・フリゼールやブラッド・メルドー、マーク・リボー(LOUNGR LIZARDS時代に左端でギンギンに弾いている御仁)などジャズ・ミュージシャン達とセッションを通じて交友を深める。

 Vinicius Cantuaria

御仁の近年のソロワークにはサンバやボサノバなどのオーセンティックなブラジリアン・ミュージックに対する愛情を常に感じる事が出来る。

しかし、より自由な世界観を構築する為に地域や人種に拘束されずにセッションを重ね、ポスト・エレクトロニカ・アコースティックと称するヴィニシウス本人の作りたい音がアルバム毎作から感じられる。

本国での活動で今後も築けたであろうキャリアより、自分の作りたいモノにこだわった御仁の生き方に好感を持ちます。
繊細で静寂な音の中に小生は常にエロスを感じます。

ご興味がおありの方はお店にてオーダー下さい。
作品沢山アリマス。
自作曲の「Amor Brasileiro」打ち込み導入のアレンジ曲を。
途中、盟友とduetにて。