警視庁交通管制センター

警視庁交通管制センター

LIFE ADOREのRumiです。
前回のサイクリングフィットネスで汗を流した後は、予定していた【警視庁交通管制センター】の社会見学へと向かいました。
何故?と聞かれるのですが、社会見学が好きだという事と時間が余るからでした。
前日までの電話予約で無料で見学できるこちらの施設は、とてもオススメです。

警視庁交通管制センター

警視庁交通管制センター

警視庁交通管制センターは、東京タワーの近くにあり、駅から歩いて10分程度のところにありました。
1番乗りだったのですが、到着早々お手洗いに行きたかったので申し出ると、係りの者が同行しますと言われ、スーツにピストルを持った警察官に付き添われました。
非日常的なシチュエーションが早くも面白かったです。

警視庁交通管制センター

夏休みも過ぎた平日だった事もあり、普段は三部くらいの時間割で見学可能なのですが、当日15:30からの一回のみでした。
こちらは、道路交通に関する情報の収集、分析及びその提供を行うほか、交通渋滞解消のための信号機調整などを行っている施設です。

警視庁交通管制センター

交通情報の流れとしては、車両感知器、テレビカメラ、ヘリコプター、パトカー、白バイなどから情報収集され、交通管制センターから様々な指令が出されます。
交通渋滞情報などは建物内にラジオ放送室があり各放送局のアナウンサーが待機しています。
そこから、高速道路の事故や交通渋滞情報が発信されていました。

警視庁交通管制センター

見学途中にも画面内の手書きの紙が映し出され、事故現場の情報全てがリアルタイムに書き込まれていました。
見学者が「字が汚くて読めないとか、こんなにハイテクなのにここだけなぜアナログなの?」という質問に、「そういう意見もありますが、アナログな方が融通が早くきく事もあるので。」との事。なるほど。

警視庁交通管制センター

110番の情報もパソコンに映し出され、そこから交通に関する物を人の目でピックアップし、街の監視カメラでチェックします。

3.11の時の東京都内の状況も見る事が出来ました。
近年大きな自然災害があり、こうした傾向もこの見学に繋がっていました。

警視庁交通管制センター

警視庁交通管制センター

救急車が出動した際にはより早く現場に到着出来るように交通機関をコントロールする事もあるそうです。
また、東京都内、福岡市内の信号機は全てLEDに交換済みだそうで、今後日本全国交換作業を進めて、地球温暖化、省エネ化していくそうです。
夜な夜な手作業で交換するらしく、なかなかそのタイミングは見る事がないかもしれませんと仰ってました。
どの電球が良いのかなど、耐久性や目に見える事は実験されており、そのために点灯されている信号機に触れさせて貰いましたが、熱を帯びていました。

警視庁交通管制センター

警視庁交通管制センター

警視庁交通管制センター

小さな事からコツコツと。
言うのは簡単ですが、やるのは大変。
小さな島国の巨大都市。
新交通管理システム"UTMS"。
それは、各国の方々も見学に来る世界最高峰のシステム。
様々な物や人に見守られ、今日も人が人の為に働いているんだなぁと思います。

警視庁交通管制センター

警視庁交通管制センター

日常は誰かが努力して作っている部分も大いにあると感じました。
高さ4メートル、高さ25メートルの巨大スクリーンではありますが、このマンモス都市にはまだ、小さく感じられました。 
なかなか充実した時間を過ごす事が出来て、大満足でした!

●警視庁交通管制センター見学ウェブページ
受付時間 平日の午前9時から午後5時まで
受付電話 03-5402-1386
所在地 東京都港区新橋6-18-8

警視庁交通管制センター