オーバー・ザ・トップ

オーバー・ザ・トップ

LIFEの杉山です。
少し前のブログでスタッフの山本がはじめて買ったCDのことを記事にしていました。
それで、僕もはじめて買ったCDではないのですが、はじめてレンタルしたCDのことを思い出しました。
映画「オーバー・ザ・トップ」のサントラです。

オーバー・ザ・トップ

僕が中学生になった当時、世の中ではダブルラジカセの人気が定着していました。
カセットテープが2つ入ってダビングができて、ラジオも聴けるやつ。
思春期の僕もダブルラジカセ欲しくて、とうとうそれを手に入れるべく、母といざ買いに向かいました。
お店で、さあどれにするかとダブルラジカセを物色しようといていた僕に見慣れないやつが目に入りました。
CDラジカセ。

まだまだCDが主流にはなっていなかった当時、中学生の僕にはCDというものがその後どれだけメジャーな存在になっていくことかなど知る由もなく、ダブルラジカセにするかCDラジカセにするか迷っていました。

オーバー・ザ・トップ

決めかねて母に聞いてみたら、何にも知らない母が「これからはCDやろ」と言いました。
母の自信の根拠には不安がありましたが、なんかキラキラ輝くCDというものに魅力を感じて、CDラジカセを購入することにしました。
ならば早速CDを聞いてみたい。

オーバー・ザ・トップ

とりあえず帰り道に何かレンタルして帰ろうとレンタル屋さんに向かいました。
そこで記念すべき最初のCDに選んだのが「オーバー・ザ・トップ」のサントラです。
1987年公開、シルヴェスター・スタローン主演。

オーバー・ザ・トップ

とある事情で10年前に家を出たホーク(スタローン)は病床の妻に頼まれて学校に通う息子のマイケルを迎えにいくことになります。
10年も疎遠だった親子の溝はそうたやすく埋められません。
ボンボンの息子はワイルドでガサツな父親を受け入れられませんが、ホークの大型トラックでの二人旅が始まります。

オーバー・ザ・トップ

その旅の中でホークが臨むのがアームレスリングの大会。
その熱い戦いの旅の中で、失われていた父子の絆が芽生えていきます。
この映画を観たのは小学生の時でしたが、大切なもののために腕一本で戦うスタローンの姿に痺れて、とても好きでした。
そして映画館で買った「オーバー・ザ・トップ」の下敷きを小学校で使っていました。

オーバー・ザ・トップ

オーバー・ザ・トップ

ザ・アメリカ野郎によるザ・アメリカンムービーを彩るサントラの曲たち。
サミー・ヘイガーによる主題曲をはじめ、ケニー・ロギンス、ジョルジオ・モローダーらによるヒット曲が満載です。
では、サミー・ヘイガーのWinner Takes It Allをよろしければどうぞ。
アメリカ感満載のPVが最高です。

Sammy Hagar Winner Takes It All