瓢箪山稲荷神社

ライフの宮川です。

大阪の造幣局、桜の通り抜けを楽しんだ後はせっかくなので東大阪にある瓢箪山という所に行って来ました！

こちらにある瓢箪山稲荷神社は日本三大稲荷のひとつとも言われる由緒正しい神社。

JRから近鉄に乗り換え、なんとそのまんま瓢箪山という駅があるのでそちらで下車。

駅を出てアーケードになっている商店街を進むと、駅からすぐにお目当ての瓢箪山稲荷神社の鳥居を発見！！

鳥居があまりにも商店街に溶け込んでいるので見落としそうになります。

鳥居をくぐって進むといよいよ神社に到着。

伏見稲荷神社と同じく、稲穂を加えたお稲荷さんが出迎えてくれます。

手水場もしっかりキツネ。水出てませんでしたが。

なかなか趣のある歴史を感じさせるご本殿です。

鳥居が連なっているところもあります。

お参りを済ませた後、実はこれが本命のおみくじへ挑戦！

面白そうな占いがある、と一緒に行った友人が教えてくれて瓢箪山までやってきたのです。

私はしてないのですが、その友人が占っているところを写真に撮らせてもらいました。

この神社はなんと辻占の総本社なんだとか。

江戸時代から続く辻占。

その名の通り“辻”に立ち、すれ違う人によって（どんな人が通ったか、などで）そこに隠された神様の意を汲むという大変古くから多くの人に親しまれた占いです。

こちらの神社はその辻占で盛え、葛飾北斎の漫画にも描かれた程の有名な場所で、今でもその伝統ある辻占で占ってもらえます。

友人がしたのは辻占の名がつくおみくじ。

やきぬき、あぶりぬき、おみくじの三枚いり。

初めて聞く名です。

まずおみくじはよく見かけるタイプのものですね、吉とかも書いてあります。

あぶりぬきは紙を火にあぶることによって描かれた文字が浮かび上がります。

神秘的ですね。

時間が経つとまた字が消えますが、これは何度でも出来るのだそう。

そしてやきぬき。

これはキツネが描かれたおみくじの中央に線香で火を付け、そこから火が進んで焼き切れた部分が占いの内容になるんだそう。

あっという間に焼けちゃうんですがなかなか面白い趣向ですよね！

そしてその3枚の内容を見て宮司さんがこういう意味ですよ、と教えて下さいます。

なるほどどれも繋がっていて3枚全てを読むことによって意味が分かります。

おみくじをこうやって解説してもらったのは初めてでしたがとても分かりやすく、これは有難い収穫でした！

全国的にも有名な神社なんですが、下町ぽい地元に自然に溶け込んでいてとてもアットホームな雰囲気の良い神社です。

行った時間が遅くて、もう宮司さんも片付けかけておられたのですが、とても丁寧に対応してくださって好感度大でした！

代わり種のおみくじをお探しの方は是非。

そしてその由緒正しい辻占も一度体験してみたいものです！

なんとさすが、フェイスブックもなさってます。